今回も引き続きASA-CHANG&巡礼です。
前回の「背中」よりさらにパワーアップして、人の奥の奥へ入っていってる感じですね。
聞く人を選ぶ、とうより苦手な人も多いと思います。
でも、ハマる人はホントにハマる世界じゃないでしょうか?
この感覚は、ある種の演劇とか舞踏に通じるものがあります。
また、非常に主観的な、心象風景が映されたモノクロ写真に近いものを感じます。
「花」は2001年3月にリリースで、映画「けものがれ、俺らの猿と」のエンディングテーマとして作られたものです。
「けものがれ、俺らの猿と」は公開時に映画館で観たんですけど、僕的にはあまり「ピン!」とこなくって、映画の内容も、出演者もよく覚えてないんですね。
でもこの曲「花」だけは記憶に残りました。
印象的なんだけど、映画から陰鬱な印象を受けてたのか、この「花」という曲にも暗いイメージを持ってしまったんです。
それが暫くして、FM802だったかFM-OSAKAだったかで普通のポップス枠で「花」が流れてたのを聞いたんです(ポップス枠で流す事自体、凄いというか、驚きというか、実験的というか、攻めてるな、と思ってしまうんですが)。
音楽単独で聞くと、「ドン!」と自分の深いところで感じちゃったんですね。
やっとこの曲を素のままに感じ取れたんですわ。
それからはASA-CHANG&巡礼の世界にハマってます。
「影の無い人」は2009年6月のリリースです。
比較的新しい曲ですが、一貫してASA-CHANG&巡礼の世界が繰り広げられています。
好きな世界です。
ちょっと重いものが続いたので、次回は多幸感いっぱいの曲を取り上げましょう。
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2013-04-07追加情報
4/5にBSアニマックスで放映されたアニメ「惡の華」のEDで、この「花【hana】」のセルフリアレンジ曲「花 -a last flower-」が使われていました。
アニメ自体も、一旦撮影した実写ムービーを下絵にして絵を描く「ロストスコープ」と言う大変な労力が必要な方法でつくられていましたが(1970年代のアニメ版「指輪物語」の製作にも使われていましたが、製作期間が数年?8年?かかり、完成できないのではないかと言われた程でした)、「花 -a last flower-」もかなりインパクトが有った様で、放映直後から、ネットでは「欝になる」とか「なにこれ?クソワロタwww」などとあちこちに書き込まれてました。
アニメ「惡の華」はTVアニメの枠を超えた凄いものになりそうです。
興味をお持ちの方は、ぜひご覧下さい。
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