近況報告と、今後の展望についてお伝えします 1/2 | サイン オフィシャルブログ

近況報告と、今後の展望についてお伝えします 1/2

※文章が少し長いため、携帯用に2回にわけて掲載いたします。


みなさま

大変長らくご無沙汰しております。龍です。

ブログ停止のお知らせ以降も、たくさんのコメントをいただき、アニキ共々、感謝と反省でいっぱいです。

今日は僕から皆様に、近況の報告と、今後の展望などをお話ししたいと思い、ここに掲載いたします。

僕の気持ちをありのまま吐露させていただき、どういう状況でこうなって、どういう理由で今があるのか、そして、将来何がしたいのかを説明させていただこうと思っています。


龍&アニキの講演活動に関しまして、皆様に直接お会いできて、本当にうれしかったです。


毎回、最後の質問コーナーが終わった後、車の中に戻るまで平然としていたのに、シートに座ったとたん、大きなため息をついてぐったりするアニキを見るたびに、すまん。すまん。と心の中で唱え続けました。

あるときは、講演が始まる前、今日の出演は無理としか思えないほど、アニキの体調が優れないときもありました。

見かねて僕が、

「今日は俺だけでやるか?」

と言ったとき、アニキは言いました。

「大丈夫。できる。今日も立ってする。休憩もいらない。できるだけたくさんの人に応えるから」

「わかったけど、せめてアニキだけでも座って喋ってくれ」

と言うと、

「だめ。立ってた方が楽。座ってると気が緩んで落ちるから」

・・・笑っていいのか悪いのか、言いようのない緊張感が漂う会話は何回もありました。


なぜ、そこまでしてやるのか、どういう思いでこの講演活動をするのか、あるいは、アニキは僕と違った視点があるのだろうか。。。


いろいろ考えて、思わず出てしまった言葉があります。

「アニキ。だめなときはだめって、遠慮せんと言ってくれや!」

「ううん。だめなときはもう言ったし。だからもう言わない。」

「意味わからんわっ!!!」


そこからアニキは、その真意を説明しだしました。


「ブログを続けると死ぬ。と思ったからあの時、ボクはわがまま言った。

龍はそれを受け取ってくれて、約束を破る、という一番嫌な役目を担ってくれた。

約束を破らなければ、ボクがヤバいって思ってくれて、ボクを守ってくれたことに、感謝してるんよ本当に。

講演のとき、ちゃんと頭を下げて謝ってくれてるし、一人一人に丁寧に対応してくれてるし、ボクの勝手を許してくれてるし、ほんとは不器用なくせに、頑張ってるやん。

今度は、ボクが龍を守る番。

もらった愛情は、行動で返す。

ただね、講演してると、本当に勉強になるの。

絵手紙講座もそうだったんだけど、実際に会ってお話しすると、ブログでは見えなかったものが、すぐに見えるんだよね。

ブログをやってたころは、苦労してその人の魂を探して行って、溶け込んで同調して、共振して答えを探して行く作業をしてたんだけど、それをしなくても、そこですぐにわかるから探さなくていいだけラク。

あと、聞いてくださる方々の笑顔や笑い声。

これが励みになる。

心配しなくていいよ。

返すつもりが、もっとたくさんの宝物をもらってるし。

せっかく楽しんでるんだから、もうだめだなんて言わないよ」


アニキがそう言って笑った顔が忘れられません。


僕も、アニキが楽しんでいるのであれば、それでいい。

とそのときはそう思っていましたが、最近の彼の顔色がやけに明るいことに気づき、本気で楽しめることが見つかったんだと気づきました。

そこでこの前尋ねたところ、それはまた今度ゆっくり話したい!ということであったので、いずれ皆さんに紹介したいと思います。


では、僕の正直な気持ちを語ります。


サインブログ、本当は続けたかった。

やめたくなかった。

なぜなら、公園に集う人々の息吹が聴こえていたから。

いつも一緒に居る感覚があったから。


アニキにつらい思いをさせてまで続ける意味はない、と断言しましたが、内心は悔しさでいっぱいでした。


でも、アニキの寿命が縮まったのが、僕がブログを続けたからだという結末は、どうしても嫌だったんです。

といいながらも、反対に、ブログ相談は精神的な疲労が蓄積していくことを知ってはいましたが、普段は元気そうだし、講演活動も危険な時以外は大丈夫な顔をしているアニキだから、まだまだいけるはずだと、勝手に考えていたことも認めます。

でも、それは間違いでした。

相談や、講演のときの質問コーナーは、精神的疲労がとてつもなく大きいのです。


皆様の中には、こう感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。


「元気じゃんアニキ!だったら答えてよ~!」

と。


僕もそう思ったことがあります。

でも、それはもうできません。

精神的疲労は、彼の健康を蝕んでいくことが、痛いほどわかりました。


僕は絶対に、アニキを長生きさせてやりたい。

楽しいことを目一杯、させてやりたい。

そう強く、思っているからです。


~続きます~