すこし早いのだけれど
総括を。
ぼくは歳を重ねる毎に、発信することを控えていくようになった。
それは意図的でもあるし、必然的でもあって、偶然的でもあると思っている。
元来、ぼくは文章を書くのが好きだ。
言葉で表すのが苦手なぶん、ぼくなりの文法で、訥々と書くのが、相手に伝わり辛くとも。
バンドからバンドへ
ソロからソロへ
バンドからソロへ
出来事のなかで、たくさんの人と出会い、別れて、
大切さを思い知り、裏切られてきた。
自分の個性やこだわりが強いだけ、相手に苛立ちや違和感を持って、結局は自分を擁護して。
裏切られたのはぼくではなく、相手なのではないか?
自己都合で、正論として収めたつもりでいるのかな。
そんなことを考えてばかりいるうちに、
発信すら疑う日は、現在もある。
そんな、、
身勝手な自分を、
ライブハウスは
ともだちは
家族は
今日も立たせてくれて
待っていてくれる。
コロナ禍がどうとか、
関係ない。
僕はいまに生かされている。
当たり前の日常も
想像を絶する日常も
選ぶのはぼくで
あなた。
それが今日だし
いまカフェで此れを記している
瞬間。
ライブハウスで毎週、歌った。
ライブハウスが選んでくれて、
ぼくはそれを選んだ。
うたうこと自体
いや、違う。
そこに向かうことが怖い日もあった。
儚いのは
ライブハウスと
ライブハウスを守る運営と
聴く耳を持つ
あなたがたです。
出会いがたくさんあった。
そのぶん哀しみもあった。
大切なひとが増えた。
大切な場所が増えた。
守りたいひとがいる。
だからぼくは
もうすこし強くなりたい。
もうすこし優しくありたい。
悪いことばかりではない。
今だから気付くこと、学ぶこと、感じること。
出会えること、話せること。
素直になれること。
大切なことをたくさん知った。
あ、、
まったく総括になってない。
けど、
ぼくにとって
重要で
充実で
転機で
天気としては
曇りのち晴れ。
あなたにも
知らない
あなたにも
会えますように。
2020 12/19
17:25
ドトールカフェにて
涙は栄光だ。