私は、もう自分のためだけに歌っているんじゃないんだなーと、最近よく思う。


確かに歌い始めた18歳の頃は、ただただ歌うことが楽しくて、みんなに観て欲しくて、自分の想いを聴いて欲しくて、ステージに立つのが楽しくて仕方なかった。


それから、ただ楽しいだけじゃダメになって、どんどん欲が出てきて、自分のセンスの無さに嫌気がさして、ステージに立つのが恐怖でしかなくなった時期もあって。


一旦ソロから離れてsignaloseとしてバンド活動をする事で、たくさんの人に助けてもらいながら自分という人間自体の改革をし始めて、もう一度歌い続けていくための基盤作りに励んで、バンド活動を経た自分がどんな音を鳴らすのか興味が湧いて、満を持して再開したソロ活動。


そこからはもう、大きなブレはありません。

気持ち的にも、表現的にも。


ただ、そばで支えてくれた人たちに、待っていてくれた人たちに、想いを返還していくだけ。


【麻友】という人間と関わった事を、誇りに思ってもらえるようなアーティストになる。


その過程を一番傍で見守ってくれた人が最高のタイミングで大仕事を終えてくれたので、心置きなくまた東京へ舞い戻ります。


お陰様で2018年、幸先の良いスタートを切らせていただいております。いい流れだ。


麻友