9/16(金)恵比寿天窓.switchでライブでした。
そのまま夜行バスに乗って、真っ暗なバスの中でウトウトしたり、物思いに耽りながら、先ほど長野に到着。バス停で降りたら真ん丸なお月様がお出迎えしてくれて、写真撮ったら安定の画面真っ白怪奇現象が起こるのねぇ誰か何とかして(笑)
昨日は、昔『繭』だった頃にライブを観てくださったという方や、普段あまりライブでCDを買わないという方や、ソロ活動を再開してからの動きをチェックしてくださっていた方や、他にもたくさんの方々が『リネンの、糸』を持ち帰ってくださいました。
5月に『リネンの、糸』を発売してから、実は長野で歌う機会の方が多くて。長野で歌えば発売を待っていてくれたたくさんの方々が『リネンの、糸』を持ち帰ってくださいます。ただ、都内で歌う時はちょっと違う。いわゆる、初めましてのガチンコ勝負。リラックスして歌える長野とは一味違うんだよね。東京で歌う時って、なんだかピリッとする。何もかもシビアな街だからこそ、反応してもらえると、本当に嬉しい。
長野は、自分に立ち帰れる場所。
東京は、自分と闘える場所。
今の私には、間違いなくどちらの刺激も必要なのです。
去年からソロ活動を再開したものの、どこかで諦めかけていた部分があったのかもなぁと。5年近くもソロに対してブランクがあって、都内では次々と新しい世代が出てきていて、もう東京に自分の居場所なんか無いんだって思ってた。昔の自分に頼るつもりはないけど、でも、ここからまたゼロからのスタートだと思ったら、気持ちが追いつくのかとか、正直不安だらけだった。
でも、昨日歌って、全部吹っ飛んだ。
大丈夫。ちゃんとここに居場所はある。
もっと、もっと、この街で歌いたい。
もっと、もっと、自分と闘いたい。
ここにきて、またこの気持ちになれた事が、何より嬉しい。
ありがとう。
見てろよ、昔の自分。
麻友