私の人生の中で、常にトップに君臨し続ける存在『Last★piece 』のボーカル、愛子さん。

『麻友の取扱説明書』を書くとしたら、間違いなくこの人しかいません。誰よりも私を知っていて、誰よりも私を信じ続けていてくれる人。

ぶっちゃけてしまうと、私は幼い頃から女の子が苦手でした。女の子は感情が複雑だから、心の裏側に隠した本性にいつも怯えていた。それはきっと、私自身がそうだったからなんだけど。だから、20代の始めまではいつも男の子とばっかりつるんでいて、その方が楽だったし、それでいいと思ってた。

そんな私の人生を変えてくれたのが、愛子さんだった。出逢いはライブハウス。まさに私の一目惚れだった。ステージで歌う彼女の姿に強烈な憧れを抱いて、それから距離を縮めるのにそれほど時間はかからなかった。住んでいる場所も近くて、ほぼ毎週、国道沿いにある24時間営業のデ○ーズ(笑)で朝まで何時間も喋り続けていた時期もあった。

なんなんだろうね?言葉でうまく説明出来ないんだけど、多分愛子さんとはテレパシーで繋がってると思うんだよ(シラフです)私の人生に当たり前のように存在し続ける人。

そんな愛子さんが、今回のライブで歌ってくれた『ヒグラシ』

なんと、この曲は私に宛てて書いてくれた曲だという事が、この日のライブのMCで判明。

私『ねぇ⁉︎
そんなの初めて聞いたよ、愛子さん‼︎((((;゚Д゚)))))))』

愛子さん『うん、初めて喋った( ̄▽ ̄)(笑)』

そして、帰ってきて改めて歌詞カードを読み返してみた。どうしよう…また涙が止まらないんすけど(ToT)

大好きな愛子さんが、私のために書いてくれた歌詞。みんなにも自慢したくて許可を取ったので、載せておきます。

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『ヒグラシ』

顔を上げて次の扉
そこに見えた色を縒り合わせて
迷い悩む日々が
君の羽を七色に染め上げた

君の手には無数の星
隠したまま時を歩む
静かな青燈す瞳
誰にも見せないのはなぜ

胸の鍵を少し僕に見せて
確かめるように「開けていい?」と訊いた

君の夢が天を射して
歌声が降り注ぐ未来には
怖がらずに笑っていて
僕はずっとこの場所で見守っている

君が深く息を吸って
"タメライ"もろとも吐き出した

胸を伝う少しのサヨナラは
明日を紡ぐ愛しい温度

顔を上げて次の扉
そこに見えた色を縒り合わせて
迷い悩む昨日までの日々は
総て 今日この日のために

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私がソロを活動休止して、signaloseに専念するために長野から東京に旅立つ時に書いてくれたんだそう。

ここまで理解してくれる存在はおそらく、今後出てこないんじゃないかと思う。もう十分贅沢すぎるもの。

今までもこれからも、
私のそばにはいつもこの人がいるから大丈夫です。

麻友