大阪の端っコ。古い町並み、サントリー山崎蒸留所(最高)、その奥に静かな椎尾神社。隣は京都の大山崎町。

Leica M3, Summicron 50mmF2.0 (2nd), Fuji 200 (color negative film)

京都の端っコ。大山崎山荘美術館、坂道、離宮八幡宮。隣は大阪の島本町。
Leica M3, Summicron 50mmF2.0 (2nd), Fuji 200 (color negative film)

「北朝鮮帰国者」の記憶を記録する会・編『証言・北朝鮮帰国者 祖国に渡った「在日」はどう生きたか』(集英社新書)

500頁を超える『証言・北朝鮮帰国者』に集められた50人もの体験者への聞き取りがすさまじい内容で、どうしても暗い気持になってしまう。鄭箕海『帰国船』はひとりの帰国者の凄絶な体験記だったし、菊地嘉晃『北朝鮮帰国事業』やテッサ・モーリス=スズキ『北朝鮮へのエクソダス』にも具体的にまとめられていたから、わかっていたような気になっていたのだけれど。
日本政府からみれば負担の軽減、すなわち棄民。北朝鮮政府からみれば韓国に抗するための対策、すなわち人柱。
94年に金日成が死んだとき、自分などはキオスクの新聞の見出しに驚いて「あっ息子のクーデターか」と思ってしまったのだけれど、北朝鮮に住む人たちの間でも似たような捉え方はあったらしい。
ところで、よど号犯たちのその後を追った高沢皓司の名著『宿命』をぱらぱらとめくってみたところ、近所の駒込の話が出てきて驚いた。駅前の名曲喫茶「白鳥」でハイジャック計画が決められたとのこと。店はどのあたりにあったのだろう。



新宿ピットイン(2026/6/29)。


Tomoki Takahashi 高橋知己 (Ts,Ss)

Shigeharu Mukai 向井滋春 (Tb)

Toru Tsuzuki 続木徹 (P)

Hironobu Otsuki 大月裕信 (B)

Shogo Hamada 濱田省吾 (Ds)

こればかりはヴェテランの味。確信をもって繰り出す音に聴き惚れてしまう。


考えるところがあって東ドイツのプラクチカ。むかしのペンタックスやツァイスやフジやソ連のレンズが使えるのだけど、規格が微妙に違っていて同じレンズマウントのカメラひとつでは都合が悪い。
この1969年からドイツ統一までのLシリーズはなかなか頑丈でシャッターが金属(L はドイツ語のLamerenだと文献にはあるが、そんなドイツ語はないぞ)。そして露出計なしの初代機。もうこっちのものだ。露出計入りのモデルは『存在の耐えられない軽さ』でジュリエット・ビノシュが使っていた。
ダサいようだけど、駅のHauptbahnhofとかあんなロゴ感があって、見れば見るほどドイツなのだ。
前にベルリンのホテルに泊まったら、プラクチカを持つ女性の大きな写真が飾られていて、やっぱりドイツだった。







『7つのピアソラ』は乾千恵さんの画文集(岩波書店、2006年)。続編の私家版『17のピアソラ・タンゴ』もやっぱり素晴らしい。わけあって英訳したけれど、これも私家版。

東京琉球館にて、池田緑さんの司会による野村浩也さんの講演(2026/6/20)。
ジャック・ランシエールのいう「分け前なき者」とはどういうことか。「脳内日本地図」に沖縄が入っていないとはどういうことか。植民者の論理とは、奴隷の論理とは。
かつての御茶の水書房版『無意識の植民地主義』は品切れで読むことができなかったが、この機に増補改訂版(松籟社)もざっと読んだ。精読しなければ。



















えっ土田世紀の『俺節』原画展!とたまげて駆けつけた(池袋のギャラリー路草)。オキナワ、テレサ、コージ、もう会場で泣きそう。ううう。

みれん横丁の小さい巾着袋を五百円で買った。会場の人に話しかけられて、ええ連載を毎週読んでましたと言ったところ、ええっそんな人がいるなんて!と驚かれてしまいこっちが驚いた。土田世紀が亡くなってもう十年以上経つこともはじめて知った。

なってるハウス(2026/5/30)。19年ぶりの2月末公演と同様にソールドアウト。

 

 

Eiichi Hayashi 林栄一 (alto sax)

Takero Sekijima 関島岳郎 (tuba)

Kanji Nakao 中尾勘二 (drums, soprano sax, clarinet)

 

今回もまたふたつと似たものがない曲を感じ入りながら聴く。

特に林栄一さんが、ゼロから音を作り上げることが過激なまでの領域に入っていることにあらためて驚かされた。この強度はなんだ。

 

Fuji X-Pro3, 7Artisans 12mmF2.8, XF60mmF2.4