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子宮頸がん1b2期から
再発転移を繰り返し
余命3ヶ月生存率0%から
生還した月日を
書き綴っています。
※2012年3月某日過去記事より
娘の卒業式がありました。
抗がん剤の副作用から抜けることができず
式に参列するのがやっと。
その日の写真さえもどこにあるのか分からないのです。
ただ、娘の姿を焼き付けることだけ
一緒に手を繋いで歩くことしかできず
時間だけが過ぎていきました。
でも、今思い出しても卒業式の光景を思い出すことが出来ません。
風が強かった記憶
大切な卒業式だったのに全く記憶がないという
娘には申し訳ない日でした。
式の最中は色々な事を思っていました。
入学式のこと、参観日のこと
夏休みの課題、運動会
走馬灯のように思い出して
あの頃には戻れない今があることに
後悔と悲しさが込み上げてきました。
私は中学校卒業をみれるのか?
娘の成長をみれるのか?
自分のがんがこれでは終わらないと思っていた私は
そんな不安で式を眺めていたのだけは記憶にあります。
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