2011年10月末から始まった抗がん剤治療
この頃は、ブログを書くより自分の毎日の気持ちや体の浮き沈みが激しく
過去記事でもほとんど書いていません。
なので回想になりますがお読みください。
クール数を重ねる事に自分の体が自分ではなくなるようで
副作用と日々の自分勝手な生活に追われていました。
抗がん剤から１ヶ月後には髪はほとんど抜けて、わずかに残る毛が愛おしくも思えていました。
毛根まで無くなり頭にオデキのような物ができて痒かったり痛かったり
ここ頃にはシャンプーは使わず
ボディーソープで頭まで洗ってましたw
楽と言えば楽！！
副作用は回を増すごとに痺れと下痢が酷くなり
更に浮腫！全身が浮腫んだような体に
日々違和感と気持ちが沈み
人と会うとかそんな気持ちにはなれず
家に引きこもっているか
1人で遊びに出ていました。(パチンコw)
入院の日が近づくとイライラして母に当たることもしばしばで
今となれば母をとても苦しめたと思います。
『がんになるような体に産んだのか』
と母に吐いた事もありました。
今思えばなんて事を言ったんだろうって反省しています。
でも、誰かにこの胸の内を
このどうしようもない不安と恐怖を
ぶちまけないと崩れてしまいそうだったのです。
いい迷惑ですよね
そんな時はいつもただ黙って聞いてるだけの母でした
まだまだ続く私の「がんワガママ生活」
がんなんだから、好きな事する！
好きなように遊んで、好きな物食べて！
好きな物買って！好きなように、、、
って、これ全部自分勝手
それを許してくれた家族や周りに感謝しかありません。
でもその時は「がんなんだから」
と言うのが口癖で誰も止めなかったです。
(止めれなかったって言う方が正解かも、、、)
病院での出来事は次のブログで
治療による副作用でどうしようもない体との付き合いは本人しか分からず暴言を吐くことはあると思います。
私はワガママな患者でした。
我に返り自分にも嫌気もさしていました。
どうしようもない不安と恐怖に心までやられてしまうのです。
周りの人も大変だと思いますが、そっと受け止めてあげて欲しいです。
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