がんの告知を受けた時、私には彼氏がいました。


結婚は27歳の時、数ヶ月の交際期間の後に結婚、

直ぐに娘を妊娠し5ヶ月の時に主人は単身赴任。

婚姻関係は娘が幼稚園年中まで続きましたが

一緒に過ごしたのは1年半もなかったと思います。


がんになる前にお付き合いが始まったのですが付き合って数ヶ月の中だったと思います。


その前に10年ぐらい付き合っている人がいました。

凄く好きだったので酒癖の悪さ、暴言や暴力を我慢していました。

いつか変わってくれるかもしれない、、、

そんな気持ちで離れたり寄りを戻したりと繰り返していました。


凄く好きだったから、どんな事も我慢できていたのです。

我慢することが苦には思わなかった。

でも、エスカレートする酒癖の悪さ

必ず飲むと私が何も言ってないのに私に突っかかり

訳の分からないことに怒り、優しく言っても逆効果、、、

人と居てもお構い無しに私に対して歯を向き

周りが止めても時間が経てば、また私に突っかかるの繰り返しでした。

毎日ではなく、勿論良い日もあったし、楽しい日々もあったので

そこがあることで平穏な日々を持っている気持ちもありました。

そして一番は娘が懐いていたのです。

でも、娘も大きくなりある程度色々なことが分かってきて

私が泣いたり疲れてたりするのを見させてるのが辛くなってきていました。


別れると決意したのは、酔ったら私に必ずって言っていい程吐く暴言

一番嫌だったのは「キモイ」という言葉でした。

本人は憶えてないらしいけど

酔ったら本音が出るとしたら、それは私に対する本心だと受け止めていました。


徐々にどうしたら良いのか分からなくなっていて愛してるのに離れたい。

本当に彼は私を愛しているのか?

必要と思ってくれているのか?

自分も愛なのか情なのか?必要と思ってるのか、、、

自分の自信がなくなり疲れ果ててしまいました。


別れを決意したのです。


この別れは私にとってマイナスだったのかプラスだったのか

全く分からずに、ただ逃げたかったのだと思います。


口では結婚を望んでいない。

と私は言っていましたが、どこかで少しは望んでいました。


長過ぎた春だったのか、、、



別れてから出来た新しい彼氏は

初めは前の彼氏より優しくて良い人と思っていました。

これがとんでもない奴で、時が経てば経つほど最悪の男だと分かりました。


後悔しても戻れなかった。

戻りたい気持ちと戻れないトラウマ

新しい彼氏は初めは優しかったから

今だけ酷いだけで戻るかもしれないという期待。


しかし、それはとんでもない期待でした。

私は誰を選んでも幸せにはなれないと

自分の後戻りできない道

娘を恋愛に巻き込んでしまってる罪悪感


それでも1人でいるのは嫌だからと、恋愛へと自分の心の拠り所求める。



母である前に女であることを優先している自分がそこにはいました。


女であること、恋愛に居場所を求めていたから
女としての機能である、子宮と卵巣を失うことになったんだなっと、ある意味納得する自分がいました。
自分の人生の後悔はそんなダメな女であり、ダメな母親の部分が多かったです。
もしかしたら、これが神様が私に与えたバツなら受けるべき試練をうける決意をしました。
(これは私が私の人生における思いです)



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