ブログの訪問ありがとうございます。

改めてまして
NPO法人 Smile Station 代表理事 善本考香です。

前名称はSmile Girls(スマイルガールズ)として活動しておりました。
菫(すみれ)のハンドルネームでブログを書いていましたので
ハンドルネームでお付き合いさせていただいていた方も多かったと思います。


今日はNPOの活動の一つとして
お電話相談の内容を少しお話させてください。

がんと告知を受けたばかりの方の内容です。

「がん告知された」という相談内容でした。

子宮頸がん20代未婚
病院での診断の元で全摘が決まっておりました。

手術日も決まっていましたが、私の親しい友人の娘さんとのことで
じっくりとお会いしてお話を聞かせていただきました。

まだ未婚、子供も欲しいし
子宮を無くすことで将来の不安などお聞きする中で
円錐切除での手術は出来ないのだろうか?
と、同じ娘を持つ母の気持ちになり私も悩みました。

そこでお勧めしたのがセカンドオピニオンでした。
手術日が決まっている中でセカンドオピニオンに出ることは
ご自身で決断するしかなく安易にお勧めはしていません。

手術で子宮を失うということは
大きな心の変化と未来への不安や人生を左右するかもしれません。
「出来るなら子宮を残したい」
そう思うのは誰でも思うことだと思います。

よくよく家族と考えて手術日を抑えたままで
セカンドオピニオンに出たいと思うなら担当医に相談してみたらどう?
ということで、話は終わりました。

やはりセカンドオピニオンに出たいと思ったようで
手術を抑えたままで主治医は快く紹介状を書いてくれたそうです。

少し離れた所の医師に診てもらったところ
がんではなく、高度異形成
全摘ではなくレーザーで焼く治療を提案されたそうです。
(高度異形成の場合でも上皮肉がん0期を含む場合あり)

2つの診断が違う場合、どちらを信じるのかは本当に難しいと思います。

楽、自分に都合の良い方を信じるか選ぶのは本人次第
ただ言えるのは、どちらを選んでも自分の選択だと思えるよう
しっかりと時間が許す限り悩むことです。


・レーザーを選んだのなら、定期的な検診を怠らないこと
(全摘でも検診は怠ってはダメです)
・生活習慣などを見直し、自己免疫を落とさないように食事などのアドバイス
・子宮頸がんについてちゃんと知ることが大切なので、少しお勉強してもらうこと

簡単ではありますが、このようにアドバイスさせていただきました。


そして、彼女が選択したのはレーザーでした。


あれから3年、彼女は何事もなく生きています。

そんな便りを耳にすると嬉しくなります。


当会では「がんと告知された」「がんかもしれない」
などのご相談も受け付けております。
ご相談の際は大切なお身体のお話ですので
実名でのお問い合わせを宜しくお願いいたします。



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