検査を終え帰宅したら、母が娘と一緒に家にいました。

母は真っ先に『どうだった?』と聞いてきました。

私は、『検査結果は1週間後に封書で送られてくるから!』
と答えました。

でも母は、『ママはどう思う?』と聞いてきました。

『今考えても仕方ないから、きっと大丈夫よ!』と答えました。
が、内心は大丈夫と自分に言い聞かせていたと思います。


それからの毎日はどう過ごしていたのかが全く記憶がなく

ただただ、自分の今までの生き様を後悔していました。


なぜ、私は結婚したのか

なぜ、私は子供を産んだのか

なぜ、私は離婚したのか

良い娘でなかったこと、友達に良くしなかったこと

母の財布からお金を盗んだこと

遊んでばかりだったこと

彼氏がいるのに他の人を好きになったこと

友達の彼氏を好きになったこと


色々な後悔が沢山ありました。
寧ろ後悔より懺悔に近いことが多くて

こんな私が病気になっても当たり前かもしれない。
自分という嫌な奴を振り返ってみていました。


でも、そんな自分という人間を紛らわすために友達と遊び歩いてた。

娘を母に預けて、、、

自分で馬鹿な母親だと自覚してるのに

それでも、遊んだ。


娘と居たいのに、居ないといけないのに

娘と居る時間が辛かった。

ダメな母親です。

今までもダメな母親だったのに
更に自分をダメな母親にしていく自分が許せなかった。


愛しい娘を育児する義務があるのに
私はどこかで育児放棄をしていたのだと思います。



娘に取って私は絶対的存在なのに、、



無邪気に笑って、ママーって駆け寄ってくれる。

手を繋いでくれる。抱きしめてくれる。



自分本位だけど、それだけで母として許されている気になっていた私は最低の母でした。


『病気になっても私なんか当たり前』
そう自分でも思える生き様に納得している自分がそこにいました。