先々週に、母が脳硬塞で倒れました。

たまたま朝、私がLINEのビデオ通話をかけたときに、調子がおかしくなったらしく
電話通話は押すことができたけどろれつが回らずにまともに話せない状況でした。

その日に限ってビデオ通話でかけたので、スピーカーの状態のまま繋がった電話を触らないよう切らないように言葉をかけながら
娘の電話で119番をし、東京都から母はの住む管轄の広島へ回してくださりました。

母を励ましながら、スピーカー越しに頷くので意識の確認はできていて、5分もしないうちに救急車到着。

「ガラス割って入ってください」と私は言いましたが、スムーズに家の中へ入って救急隊が母をみてくださっている様子を電話越しに聞くしかできない。

一人暮らしの母
21年前に、不整脈・血栓・心臓弁膜症で手術をしていて
助からないかもしれない状況から奇跡的に回復。
でも、体にはいつも爆弾をかかえているようなものだけど、私も家族もついつい母の体の状況を忘れがちでした。

もともと、リュウマチ熱を幼い頃に患い心臓を悪くした母は
私、弟を産むことで、自分の命を縮めてしまったことは後々から私達は知りました。
お産ともに悪くなる心臓は、年齢を重ねるたびに大きな爆弾となり倒れる頻度も増えてきました。

若い頃から心配を沢山かけてきて
結婚して娘を授かり離婚、そしてガンになった私。
凄く心配もかけたし、ガンになったことで母を責めたこともありました。

なんと、親不孝なことを言ったのか、、、
と思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

また母の助かった命をどう一緒に過ごすかを、父と弟と話し合うことになりました。

母の地元を離れたくない思い。
家族が一緒に過ごす大切さ。
元々、父は単身赴任で母とは離れて暮らしていたので
お互いに共に居る時間はもしかしたら窮屈かもしれないけど
父は母の為に布団を購入して用意をすすめている。
そんな微笑ましい父を嬉しく思っています。

母は初めは失語になっていました。
しかし、発見処置が早かったおかげで普通に喋れ麻痺もない状態!!
「ラッキーだった」と言ってくださった先生の言葉に私はホッとしました。

母「お姉ちゃん(私)に命を助けられた。ありがとう」
私「私もお母さんに助けられたよ。
だから今度は私が恩返ししないとね!」

そう交わせる時があることに感謝しました。

コロナの影響により、面会禁止!!
なので、母には会えていません。

不要不急なので、実家には家族代表で帰ってきています。
腎臓病を患っている老犬もいるので、実家でワンコと引きこもりです。
母に万が一がないことを願いながらの一人と一匹の時間は寂しく長い、、、。
娘と母とで暮らしていた家は、娘が大学の為に上京してからはとても広かっただろうな〜。
広い家で寂しかったはずの母、月一で帰省していたがコロナの影響で1月から帰れてなかった私。

今、一人でここに居て母の気持ちを考えています。
コロナの影響で外出も控えていたから、余計に寂しかったとおもいます。
カラオケ行ったり、お茶したりができなくなったことで母もストレス溜まっていただろうな〜。
外に出ない、お腹空かない、食べない、水分取らない。
色んな悪循環が重なったとおもうけど、ラッキーも重なった!!

私は朝、母にTELしないしビデオ電話しない。
母が記憶にある時間が10時過ぎ、私が母にTELしたのが10時10分ぐらい。
母の記憶では私の電話に出て喋れないという異変に気づいたらしい。
トータル40分ぐらいで病院に到着できて処置をしてくだった。
めちゃくちゃ早期治療できたとおもいます。

そして玄関の鍵は、なんと母が自分で2階から降りて開けてからそのままうずくまってたという、、、
もーーー階段から落ちたらどうするのよ!
っと、呆れる部分もありましたが、良かったと思っています。

どうしても帰省しなければいけない状況になり、とても悩みました。
ですが、帰省するしかなく接触を避け引きこもって2週間。
東京からの帰省を病院にも伝え、荷物の受け取りは医療者のアドバイスの元でお渡しさせていただき。
最大限の配慮を心がけることしか今はできない。

このような状況の方は沢山いらっしゃると思います。
緩和されてきた自粛ですが、まだまだ自らを守り、人も守ることを継続的に続けて
また感染者が増えてきている現状をみんなで抑え込みたいですね!!

暑くなってきましたね。
自宅に居ても水分を、皆さんしっかり取ってくださいね!

そして、私のお勧めゴキブリ体操(笑)
※画像お借りいたしました。
簡単で寝起きや寝る前にでもできる簡単な体操です。
ゴキブリ?体操?名前はいやだけどやってみて!!
  

ばあちゃん待ってるよ〜ラブラブネムッ


医療者の皆様、最善で闘ってくださりありがとうございます。
1日でも早い終息を願って、個人個人ができることをしよう。