人とのご縁は繋ぎ結び継続するもの、、、
昨年より大好きなお姉さまのご紹介から、刺激のある良縁が広がりました。

そしていつの間にか広がりを見せたプロジェクトに、患者会としてご協力させていただきました。
著作家 稲垣麻由美 ホームページ
「命」と「想い」をテーマに執筆。 著書に『人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話』(KADOKAWA)など。

作曲家 山谷知明 ホームページ
映画音楽、テレビやCMの音楽、歌や舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。

PhotographerMAL ホームページ

MALさんに撮ってもらう瞬間から、私の中の何かが動きました。
笑うことが苦手な私、、、病気の前から苦手でした。
うまく笑えない私、自分の笑顔が嫌いな私。
病気になって鏡の中の自分をみることも
ガラスに映る自分の影さえも嫌いになりました。

そんな私にお姉さまから頂いたメッセージ
『生きるエネルギーをポートレートとして描写し多くの人に伝えたい』
という方からお話をいただき
真っ先に思い浮かんだのが善本さんです。一度会ってみてはいかが?
と、メッセージをいただきました。

お姉さまの紹介だからきっと間違いない人!
と、私なりの変な自信(笑)
何より私を思い出してくださったことが嬉しかったのです。

そんな気軽な気持ちでお会いしたのがMALさんとの初対面でした。
まさか?その日に撮るとは?
でも、なぜか安心して撮られてる私がいました。
笑えてるのか?笑えてないのか?
分からずに時間が経っていく、、、
不思議と心が軽やかになり、今の自分と向き合う時間に変わっている空間。
写真を撮られながら、病院のベッドの上で一人で笑う練習をしたことを思い出し、笑ってる自分の中に辛かった自分をみていました。
撮られながら思い出したくなかったことが思い出され、撮られて笑っている笑顔で消されていく過去の自分でした。

そんな不思議なMALさんとの出会いから、私は写真を通じて自己認知できることを他の人にも体験して欲しいと思うようになりました。

感じ方や捉え方は人それぞれですが、人が撮られているのを見ていると
なぜか涙が出てしまう私がいたり、彼女の笑顔を見ていると本当に嬉しくて嬉しくて、
目の前に今いる大切な存在に感謝と闘った(闘ってる)今や過去に尊敬の念で心を掴まれてしまう。

ここに私が一緒に居れることが奇跡だと再確認もしました。


私達から言葉を引き出してくださった麻由美さん。
また一人大好きなお姉さまが増えました!
麻由美さんが生み出す言葉に、私は何度みても泣けてしまう、、、
言葉の魔術師ではないかと最近思っています。
女性らしい柔らかな雰囲気と心の強さを感じます。
でも、めっちゃお茶目な一面に、もう素敵過ぎて惚れてしまうやろー!
ってぐらい本当に素敵なお方です。

そして、そんなお二人が信頼している山谷さん。
私は一度しかお会いしていないのですが、とても柔らかな空気をお持ちの方で
今回の曲が出来上がって初めて動画を見たときに、泣かされました。
どこか切なく、でも力強く、それぞれの時が止まることなく流れていくような、、、
私はそんな感じを受け取り、温かい気持ちになりました。

PhotographerMALさんの個展の一部を協力させていただきましたが
このような機会をいただけたことに心より感謝しています。

是非、足をお運びください!!
会期:2020年3月13日(金)〜3月18日(水)
時間:11:00~21:00
〈3月15日~20:00·3月18日~18:00〉
会期中無休·入場料無料
※「命の際で見つめるポートレート」
このプロジェクトは自らも生存率0%を克服し、現在はNPO法人Smile Girlsの代表でもある善本考香さんにご協力いただきながら進行しています。
またもう一つのコラボレーションとして「FACE/命の際で」を作成、会場ではプロジェクターを使い他2本のFACEと合わせ同時上映しています。

善本考香:NPO法人Smile Girls代表
子宮頸がんよりリンパ節や肝臓などへの再発転移を5回経験。余命わずかと言われたが奇跡的に寛解。現在は、その体験をもとに、主に女性がん患者、ご家族の支援をする活動を仲間と展開。