親バカができあがるまで VOL.1 | 気持ちはアラサー娘もアラサー

気持ちはアラサー娘もアラサー

ネグレクト育ちでヤングケアラーだった私、インナーチャイルドとやら……でも、私普通に明るく社交的に生きてきました!
今や、アラ還ですが……なにか?


親をやるのは最高の幸福であり、最大の心痛にもなる。



と、しみじみ思う母歴12年のこゆきです。



父親は、子供が生まれてしばらくしてからジワジワとなっていくものなんだろうけど、母親はお腹に命が宿った時からもう始まる。



私は、妊娠がわかった時、正直困惑した。



頭が真白になったですわ。



そう、独身だったから・・・・



まぁ、珍しい事じゃないけどね。



ちょうど仕事が軌道に乗って仕事人間の道を歩き始めてたところだったし、自分には結婚は向かないから恋愛はすれども独身を貫こうかな、と決意し始めてたんだよね。



だから、すぐにガッツポーズという感じではなかった。



まだただの彼であった旦那に電話する。



「え?マジで?マジで?・・・・・・マジ?( ̄▽+ ̄*)」もう喜んでいる様子の旦那。



「うちの父は厳しいよ!なんて言われるか、しらないよ!」と言っても、小心者の癖に「そりゃぁ、やるしかないっしょ」



ってな感じ。



二人で改めて病院に行って確認した。



その後「さて、この後どうしようか?」と切実に悩むアタシに反して旦那は「え~~マジかぁ~・・・」「名前はどうしようか」なんて浮かれてて・・・・ヘ(゚∀゚*)ノ



旦那がこんなおバカさんだからアタシは助けられたんだよね。



一緒に悩まれたら、不幸だよね。



お互い同日に両親に報告しよう、と決めて報告した。



アタシは両親に夜、「お話があります」と正坐をして神妙にその事を話した。



両親のとまどいはかなりのものだったけれど、アタシの物々しい改まった態度に何も言えなかったみたい。



旦那は、朝の出勤前に「あ、彼女が妊娠したから!よろしく!」みたいな感じでサラっと出勤してしまったらしい。



それでも、相手のご両親は暖かく私を婚約者として自宅の食事会に招いてくれた。



とても、歓迎してくれた。



それで・・・・今更なんですが・・・・・私達、いつ結婚の約束をしたのでしょうか?ヽ(゚◇゚ )ノ



アタシのすぐ下の妹は妊娠中でした。



アタシの半年先輩でした。



いつの間にか、アタシはお腹の子を慈しむようになっていました。



母親への目覚めです。



今は、妊娠中に子供の分も倍お食事をするなんて暴挙と言われる事なのです。



むしろ妊娠中毒症などの危険があるので、体重調整が大変なのです。



アタシは栄養価の高くカロリーの低い物を少量食べる、オヤツはミカン一つ、甘いもの、塩っ辛いものはタブーです。


妊娠中のアタシは骨と皮にお腹だけがポッコリしてるのでした。



アバラが見えてるのにおっぱいは大きくなってきて違和感のある体型ですた。



妊娠中はお腹が減りやすく、しかも太りやすくなっている辛い中でも、お腹をさすりながらお腹の娘が動き始めると本気でお腹の子とおしゃべりしてる自分がいるんだよね~~。



「○ちゃん~~!!お腹イタイイタイだよ~~ん♪」とかってね≧(´▽`)≦



そこらへんから、本気の母としての自覚ができるね。



この子を守らねば!って本能が働き始める。



妊娠6か月で挙式をあげたアタシのドレスから肩から見える腕は骨と皮で、こんなとこに骨があるんだ~と思うほど痩せ、頬はこけておりました。



だから、結婚式の時の写真はギスギスして綺麗じゃないのです。l



徐々にお腹で大きくなってくる娘はある時逆さまになってしまったの。



逆子を直す体操と寝るときの向きまで決められて、母は自由を奪われる。



でも、苦痛なんて感じなかったな~。



そんなこんなの中、時は過ぎて臨月!



アタシは骨格からして細いので、赤ちゃんの頭が骨盤内を通るかどうかのチェックにひっかかった。



「来週、再度チェックして赤ちゃんの頭が大きくなっているようなら帝王切開かも」



と言われておりました。



無事に生まれるならお腹切ろうがどこを切ろうがどうでもよかった。



そして、最終チェックをするはずの日の前夜・・・・陣痛が始まってしまった。



アタシは30分置きのうちは呑気に痛くない間だけでも寝てエネルギーを貯めておこうと一人で頑張っておりましたが、病院に行く目安の10分間隔になった時、旦那を起こし準備をさせて、アタシはというと、冷蔵庫にある食べたかった物をむさぼった!

これから長丁場!

というよりも、このごに及んで体重制限は関係ないから好きな物食べとこう!って感じ。



さぁ、戦闘開始!!



病院につく頃には陣痛もかなり激しくなっていて・・・



ベッドでカーテンをネジリまくったり旦那の手を引っ掻きまくったり。



6時間でポヨヨ~~ンと生まれてくれました。



普通分娩だったけど、私の肉体は修理すべき箇所がいくつかあって・・・・(;´▽`A``



分娩の時に「○○2か所切りますね~~」と言われてもお好きにどうぞ~って、それどころじゃないし、痛みも感じないけど、出産したとたん、修理箇所を縫う作業がいちいち痛い!!



麻酔してよ!



しばらくして、娘を病室に連れてきてくれた時が幸せの頂点だね。



ちっちゃくてムニュムニュ動いててダッコしても軽くって・・・。



アタシは人よりも修理箇所が多かっただけあって、初日は絶対安静で起き上がる事すら許されなかった。



食事は旦那に食べさせてもらったよ。



起きれないから自分の食べ物が見えないんだよね!だから口に入ってから何だ?コレは?と・・・・



やっぱ、食事は目でも楽しむものですね(´∀`)




アタシは、無事この子を出産できれば何も怖いものなどない・・・・って思ってた。



でも、ちょっと違った。



今まで怖いと思っていた物ごとのすべてより怖いものを知った。



この子を失う事。



そうして、この子をひたすら守ろうと空回りする母こゆきが誕生するのであった。




続く!よ (o^-')b









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