PARTAGAS (パルタガス):良く熟成され、キューバ最古の歴史あるブランドのひとつ。中でもLONSDALE(ロンズデ-ル)であるバーニッシュ898は彼等の愛用でもある。
COHIBA(コイーバ):ハバナ産葉巻の第一級品。通常二回しか行わない発酵作業を三回行い、キューバで最も優れた葉巻職人達の手によって作成されている。MNTECRISTO(モンテクリスト):世界最大のハバナ葉巻のブランド。荒い風味で土や木を感じる香り。H.UPmann  (Hアップマン):イギリスマーケットで人気を博したシガーのひとつ。JFケネディー愛用でも有名。 

数ある名門の中でも『神々のシガー』と呼ばれるLA IMPEROSA(ラ・インペローサ)、HOYO DE MONTERREY(オヨ・ド・モントレイ)、LEGARIA(レガーリア):如何に熟練された職人であってしてもこの葉を巻くことを許されし者でなければ、巻くことをできないシガー。そのボディは硬く、オスクーロ(ほとんど黒に近いブラウン)、だがボディの硬さから想像も出来ないほど吸い口は滑らか。匠の至高技。国内で見ることは、ほとんど無いであろう。





私の仕事は、彼等とは真逆に位置する保険関係である。小さな代理店の新入社員である。リスクを取りに行き、リターンを得る金融ではなく、リスクを想定してそれに備える金融なわけで。。。彼等の思想、概念は絵空事のようでいて、真実に近い。。。生き物は、鳥類、爬虫類、哺乳類、人類etcの範疇を緩やかな時間を経て、現時点で時速や分速という時間軸の生息域で生きている者、光速の時間軸の生息域に棲んでいる獣。。。差は、ただそれだけのことである気がする。生きることを純粋に図形にすると、弱肉強食のピラミッドとなる。その生態系の頂点に君臨するもの。。。ヘッジ・ファンドがよくTレックスに例えてられているのが理解できる。ただ彼等は、ブレーンのことを『騎士(ナイト)』という代名詞をよく使っている。昨今、ライブ・ドアがフジテレビ買収の報道の中に『ホワイト・ナイト』『ブラック・ナイト』という言葉が使われていた。『いつの世も 戦って、時代を切り開くのは王(キング)ではなく、騎士(ナイト)だ。一番、格好いいだろ』っと鋭い眼を、少年のように微笑みながら話す姿は、実に頭の中に何かが浸入してくるようだ。この出会いが、私のとって修羅への道なのかどうか分からないが、毛が逆立つほど興奮してくるのは確かだ。

彼等との出会いは強烈で、脳内シナプスが身体を駆けずり回り、つたない経験則の中から耳の奥から警鐘が鳴り響く・・・触れるな・・・触るな・・・彼らは・・・『LEVIATHAN』(リヴァイアサン)・・・『BEHEMOTH』(ベヒーモス)・・・人は、初めて出会う人間に対して自分の中で過去の経験則から類似するデータを検索していく・・・どれに当てはまるのか・・・そのデータに無い場合は、距離を置き、時間をかけ観察していく。。。その相手が強大であればあるほど・・・私も例外ではない・・・しかし、その恐怖の中にある種畏敬の念を感じる自分を認識していく・・・彼らのロジックが耳から侵略してくる・・・分からないが、何かが頭の中で変化していく・・パルタガス/バーニッシュ898の存在が崇高なロジックと共に自分の鼻腔に・・・指先に行き渡ってくる・・・そう錯覚・・・錯覚・・・リアル・・・。店の外はもう紫だちたる世界・・・ひとり・・・やけに頭が醒めていたことを覚えている・・・まるで、トリニティに連れられモーフィアスと出逢った時の・・・そう・・・ネオのように。

“誰がその怪物のようになれるのか”“誰がその怪物に逆らって戦うことができるのか”「ヨハネ黙示録」より

“神によって創られし海に生まれたリヴァイアサンと、共に海に生まれたベヒーモス(2つの魔獣が同じ海には居られないということで陸に上げられたのがベヒーモス)”