★前回までのお話~

 

~妄想天国~ 直子 第三章 その二 神下 破空の大薙刀

https://ameblo.jp/sigenohisasi2019a/entry-12757739466.html

 

眼下には...

薄汚れた餓鬼の背中と対照的にそれを受け入れるかのように

女の白い手足が伸びている

 

餓鬼がしきりに(((腰を振っている)))のが見える

 

((((まぐわっている))))最中なのだ

 

 

虹色:おぞましき光景では あるが…

   お前の母かどうか、確かめぬ訳にも 行くまい

 

   石積みの上に降りるぞ、良いな

 

直子:はい、   

 

 

4人はゆっくりと 石積みの頂上に降り立った…

 

 

 

 

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般若心お経  ~神仏の波動~

https://www.youtube.com/watch?v=KuOMMJKgPbk

 

 

天の声👆:この続きは、少し先の未来へ進みます・・

 

 

★桃源郷と八百万の神 (とうげんきょうとやおろずのかみ)

 

日本各地に神様は点在し祀られ、其々に個性と効能に違いがある。

 

神や仏は天界から桃源郷を経て現世の各地の祀られし場所へと赴かれ

ご利益を施される。

 

ご利益(ごりやく)とは神仏を信ずることによって、神仏から人間に

与える お恵み、幸運、恩恵 のことである

 

 

桃源郷は、天界と人間界の間に存在し、神仏が不在の日々は

神下(しんか)、天女の近衛兵が人間界と魔界を「神の目」で監視して

その対応にあたっている

 

 

天の声👆:神下(しんか)天女の近衛兵

      下界の誘惑に翻弄されることのないように、

                   人間界の清廉無垢な生娘が神仏の能力の一部を

      与えられている

 

                 それぞれの能力は千差万別であり

            人間界の時間と空間に左右されずにワープが出来る者や

 

     武勇では魔界の上級魔族や鬼神に匹敵する能力を有する

     ツワモノも存在する

 

     因みに「虹色」はその二つの能力を兼ね備えた逸材であった

 

 

★桃源郷

 

桃源郷に 久々に 天界の神仏が降臨された

 

母神(ぼしん)様である

 

母神は命を司る女神で、「輪廻天生」そのものである

つまり、「天界の止ん事無き」 お方なのである が…

 

母神には、とんでもない性癖があった

 

 

 

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彼女には千年に一度、肉欲にさいなまれるさかり(発情期)の時期があり

 

発情期は人間界に降臨して、人間の男を物色しては五感とシンクロして

実態化し、(((まぐわい)))を重ねる、ふしだらな人間の女となる

 

早い話が 実った農作物の 味見がしたくなるのである

 

千年といっても時間と空間に左右されない母神の出現は人間界では

今日であったり千年先であったり、千年も昔だったりするので

その影響力は計り知れないものなのだが…

 

人間は所詮 水槽の中のメダカのようなもの、その命と行末も

飼い主の手中にあり、また、メダカも飼い主の思いなど知る由もない

 

 

★その日の桃源郷の神殿は慌ただしかった

 

天女の近衛兵が右往左往していて、母神の降臨に誰も

対応してくれないのだ…

 

 

 

しびれを切らした母神が前を通り抜けようとした

下っ端の天女の首根っこを捕まえて

 

母神:これ、皆は 何をあわてて居るのか?

 

天女:あっ母神様、こ、これはご接待もせずに

           大変申し訳ございませんでした 平にご容赦を…

 

白い羽衣の天女のはひどく焦っている

 

彼女は分かりやすく言えば 桃源郷の事務方である

 

母神:平伏さずともよい 神殿が蜂の巣を突いたようになっておるが、

   何が起きておるのか説明せよ

 

天女:はいっ 今し方、階層バリアを突破した人間二人と幻魔が

   魔界(奈落)に侵入したと「神の目」が補足しまして...

 

母神:なにっ、あの軟弱な人間が、

         魔界へ行ったと申すか!

 

天女:はっ、はは~~っ💦

          申し訳ございませぬ 。。。

 

母神あっ、これこれ 怒っているのではないぞ、

            平伏さずとも良い...

 

   これは一大事…  人間の肉体は魔界には禁断の果実である

   欲望の制御を知らぬ奈落の住人がその味を知れば、界層を超えて

   魑魅魍魎が人間界にあふれ出して収集がつかなくなる

 

  我も果実の味を千年しか 我慢できぬからな...

 

こんな重大事に このような母神が降臨したのだから、

白い羽衣の天女も気が気ではない

 

母神:天女の近衛隊長を ここへ呼べ!

   

程なくして桃色の羽衣の軍団の中から、

指揮官の天女が母神の前に現れ 片膝をついた

 

桃色の羽衣の近衛兵:

    母神様、桃源郷の隊長はすでに出陣しておられ、

    「神の目」から魔界で交戦中に深手を負って苦戦しているとの

              思いもよらぬ報告が入りまして「界層バリア」を揺るがす

              このような緊急事態となっておりまする

 

母神:😳💧なにっ、

          天女の近衛兵隊長が苦戦していると申すか?

   

   確か、ここの隊長は「虹色」であったな…

 

   あの 「神下の破空の大薙」を与えし 虹色が、 

   深手を負ったなど 信じられぬ…

 

   これは 捨て置けぬな・・

 

   兵は何人か?

 

近衛兵:はい、桃色百人の精鋭でございます

 

母神:桃色百人では話にならぬな…

 

   皆に伝えよ! 

   我も一緒に向かうぞ!

 

 

 

 

不自然なガール

https://www.youtube.com/watch?v=mLNdJdpvsmM

 

 

 

あの虹色に深手を負わせた相手とは...

 

直子、愛、幻魔の爪は無事なのか・・・

 

 

                               〜つづく〜