『雪女と蟹を食う』のテーマが深い | 大倉忠義&重岡大毅を中心に関ジャニ∞とジャニーズWESTを応援するちよブログ

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ジャニーズWEST重岡大毅くん主演ドラマ

『雪女と蟹を食う』の発表がありまして、

すぐに原作コミックを買おうと思いましたが、

○天さんでは、2〜4巻が品切れで買えなくなってました( ;∀;)泣



取り敢えず買える分だけ買って、

後は重岡くんの帯が付いてから買おうと思います。

重岡くんの帯、付くよねー?

付くと信じています!





電子コミックでも読めますが、
アナログ人間なので、
手元に紙で残して起きたい派なのです。



ドラマの噂が出たときの情報だけで、
キスシーンやベッドシーンがあると知って、
これは大変なことだと浮き足立ってしまったのですが、原作を読んでみて、これはただのエロ漫画ではなくて、生と死を題材にしたかなり重めで壮大で深いテーマが隠されていて、
文学的であり芸術的だと分かり、
SNSの情報に惑わされてしまったことが、
軽率で浅はかで、品位に欠けることだったなぁと反省。


重岡くん自身も、このオファーをもらった時に、今までやったことがない新しい役に、腹をくくって挑戦したいと覚悟を決めて挑んだ撮影。

この役は、自殺しようと決心したのですが、
ある出会いから、生きたいと心境の変化や心の葛藤、人は欲望にまみれていて、煩悩によって生かされているのだということを演じるのが最大の見所だと思うんです。

この作品のテーマは、
「生きたい!」ということだと思うのです。

死にたいよりも、“生きたい”、“生きろ!”と
いうことだと思います。

そして人は、なぜ生きるのか?
これは永遠のテーマでもあります。
一生掛かっても分からないかもしれません。



重岡くん自身も、ラブシーンばかり話題にされるよりも、彼の演技力やこの作品のテーマについて、各自が考えたり、気付かされることがあったり、前向きに生きる切っ掛けになってもらったり、生と死について友達や家族と話したりすることのほうが嬉しいんじゃないかと思います。


主人公の心境の変化を、表情や仕草、目の動きや、心の声で表現しないといけないので、
重岡くんの演技力にも注目をして欲しいと思います。

ラブシーンとかは、女優さんが綺麗に見えるようにとか、カメラアングルを気にしたり、
無理な態勢での演技や、
とても大変だと思うんですよね。


この役を演じることで、
今まで以上に演技のスキルも上がり、
また更に新しい新境地を切り開くような
ステップアップが見れると思います。


ただ心配なのは、真面目で誠実な重岡くん、
心が参って疲弊してしまわないか心配です。

最近の芸能界、体調を崩したり、自ら命を断ってしまったりする話が多いので。


しかしライブツアー中でもありますので、
上手く内に籠ったものを発散させて、
最後まで撮影に挑んで欲しいと思います。

(いつもの心配性のオカン目線です)




ここからは、あらすじなどネタバレを含む内容になりますので、ネタバレ回避中の方はご注意下さい。


感想などは、私個人的な意見ですし、
語弊力がなくて、伝えたいことをちゃんと伝えられないとは思いますが、
色々な考察があって当然たと思うので、
オバサンの戯言だと思ってスルーして下さいね。



あらすじは、
主人公がチカンの冤罪で仕事を失い、
恋人も失い、家族や友達からも見放され、
孤独から自暴自棄になり、
自殺を試みるも勇気が出ない。

たまたま見たテレビを見て、
蟹を一度も食べたことがないことを思い出す。
北海道へ行って蟹を食べてから死のうと考えるも、手元にはほとんどお金がない。

そこで強盗に入ることを目論む。

強盗に入った先で出会った人妻の彩女。
性欲に任せ大人の情事へ。

なぜお金が欲しかったのか理由を話すと、
彩女も蟹が食べたいと。

そこから、奇妙な不倫旅へ。

しかも、レンタカーで。

かなり突っ込み所、満載である。

タイトルからして、奇妙で謎でトンチキで面白い。
でも何だか、文学的で哲学的で知的なものを感じました。

そもそも、蟹を食べたければ近くにもそうゆうお店はあるし、何も北海道まで行かなくても蟹を食べられる地域もたくさんある。

北海道へ行って蟹を食べるなら、
飛行機で行った方が早くない?となる。

まぁ、そこは作者の物語の立て方なので、
黙って読み進めてみました。

するとどーでしょう、道中の観光名所や絶景や温泉がたくさん出てきます。

実際に存在する観光地と名産品。
美味しい食べ物のお店とメニュー。

うほっ!これは聖地巡礼、ロケ地巡りによって、地域活性化にも繋がるんではないかと感じました。

それから、ヒロイン彩女は図書館通いをするほど本が好きなので、色々な名作が出てきます。

有名な文豪に触れたことがない若い人も、
電子書籍などで読むことも出きるので、
心の保養にいかがでしょうか。


それから、ドライブ中に聴いてる音楽にも興味が生まれる。


この作品のテーマは、
生きることと、死ぬことについてだと思うのですが、その他にも社会へ投げ掛けるテーマだったり、現代社会の問題定義だったりもします。


まず、冤罪について。
冤罪が生まれないように、何が正しくて真実なのか見極める目を養わなくてはならないということ。
わざと冤罪に差し向けるような行為や
人を貶めるような行為は論外で、
人としてしてはやってはならないことです。


でももし、自分が冤罪になってしまったら?
家族や友達や恋人が冤罪になってしまったら?

冤罪じゃなくても犯罪者になってしまったら?
それを取り巻く社会は?


何もかも絶望して、
もしも死ぬ前に目立ってやろうとか、
一花咲かしてやろうと事件や事故を起こすようなことはしてはならないのです。


コロナ禍になってから、閉塞的になってイライラして事件をおこす人が増えたように思います。

自殺される方も多いですし。。。


追い詰められた人が、
生きる希望を見失って、
我々が想像もつかないようなことを考えてしまうんだなぁというのが、
物語の冒頭で少し理解出来たように感じました。


主人公の北くんは、臆病で優柔不断で、
自分のことしか考えられない、
引きこもりで社会に適合出来ないダメ男なのですが、本当は真面目で優しい人なんです。

ヒロインの彩女さんは、
清楚で美しくて、色白で知的でお金持ちで、
人を包み込むような包容力もあります。

時には少女のように無邪気て可愛い部分もありながら、
プロポーションもよく、
エロくて大人の情事も上手い。
何でも言うことを聞いてくれて、
尽くすタイプ。

←これ、男性陣の夢や願望が詰まりまくってませんか笑


しかし、彼女は楽しそうにしていても
ふと寂しい表情を見せたり、
遠くを見つめたり。
夫を一途に愛する純愛がゆえ、
夫に復讐してやろうと恐ろしい面もあったりします。

実は死にたがってたのは、
北くんより彼女のほうだったのです。

なぜ彩女は死にたかったのか?


さて、無事に二人は蟹を食べられたのでしょうか?

死んだのか、生きているのか?


人間って欲望にまみれていると思うのですが、
欲望や煩悩があるからこそ、生きていけてると思うんです。


物欲、食欲、性欲などなど。

これらが満たされて生きてることを実感するものであります。


人間の生きたいと思う気持ちの原動力の一番は、性欲ではないかと思う。
自分の遺伝子をどうしたら残せるのかと
いうことが、生きる上での最大の課題であるからです。


本編にもたくさん性欲のシーンが出てくるが、
それは、美しいもので、決してイジったり茶化したりしてはいけないものである。

なぜならば、それは生命の営みだからである。

命を生み出す源だから。

そうして、私達は生まれてきたのですから。


しかし一般的に、欲情を表に出し過ぎると、
品がなかったり、知的に見えないので
お気をつけ下さい。



最後は、なるほどー!って思いました。

結末は、色々なストーリーがあると思うのですが、これで良かったと思います。

読む人、見る人によって感じ方や捉え方が違うと思うので、みんな違って、みんないい!




ドラマは、テレビ東京にて7/8(金)深夜
放送スタートです。

TVerや、BSテレ東などで配信もあると思います。

詳しいことは↓