ようやくの更新、ここからの特集はブログ上では初かもしれません。当時のエクスポス(現ナショナルズ)は主力リリーフ陣が少数精鋭なので意外と少人数カバーするだけで済む事に驚かされます。紹介はイニング数の少ない順で、いつもクローザーのみ別枠の単独紹介としています。
ーモントリオール・エクスポスー
中継ぎ投手陣
⑨ リッチ・ソーヴューウ[ML3年(2期)目] (未収集)
4戦 3INN 6.00ERA [W-L-SVなし] 3SO
⑧ ランディ・セントクレア [5期目] (7/13移籍⇒Reds)
6戦 7.1INN 6.14ERA [W-L-SVなし] 6SO
⑦ マイク・スミス [5年(4期)目] (未収集)
5戦 8.2INN 3.00ERA [W-Lなし] 1SV 4SO
⑥ ティム・バレット [27歳(新人)] (未収集)
4戦 9.1INN 5.79ERA [W-Lなし] 1SV 5SO
⑤ ボブ・マックルアァ [14期目] (7/2自由契約)
19戦 19INN 6.16ERA 1W-3L 2SV 12SO
とりあえずここまでが移籍離脱組とマイナー組ですね。セントクレアとマックルアァは87年主力リリーフ投手として2人で12SV上げています。この様にジェフ・リァドン移籍離脱後のモントリオールは抑えの役割をある程度分散させている様に思えます。テスト昇格させたスミスやバレットにまでSVが付いているのにもそれが覗えるかと。ちなみに自由契約になった36歳のマックルアァは7/13メッツに拾われています。
④ ジョー・ヘスケス [5期目]
60戦 72.2INN 2.85ERA 4W-3L 9SV 64SO
③ アンディ・マッゲイフィゲン [8期目]
63戦 91.1INN 2.76ERA 6W-0L 4SV 71SO
② ジェフ・パレット [3期目]
61戦 91.2INN 2.65ERA 12W-4L 6SV 62SO
クローザー
① ティム・バーク [4期目]
61戦 82INN 3.40ERA 3W-5L 18SV 42SO
以上です。全17名というのは162試合制にしてはずいぶんコンパクトな感じがしますね。定員が平均10.5人って感じですし。ちなみに前年の勝ち頭&最多INN投手のヒートゥンがリリーフに降格されているので便利屋扱いです。
即戦力をとにかく酷使するスタイルでロングリリーバーが3年保つかどうかという厳しさ。ヘスケスの様に後年先発に返り咲いたケースもありますが使い捨て感が半端ない。ちなみにバークはクローザーに昇格する前はリアドンのセットアッパーでした。デビュー年にいきなり登板数1位を獲得し第2クローザーも任される等、ロジャース時代のエクスポスを象徴する若手投手のひとりです。