1988 セントルイス・カージナルス特集① (先発投手編) | 助っ人先生のブログ

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最近ずっとFBにて88カージナルスのアルバム作りに勤しんでいたため、当ブログをお休みしていました。先ほど完了したので、実に久しぶりに88メジャー球団特集をば。

 

監督・コーチ陣

「ホワイティ」ハーゾグ監督 76勝86敗 [勝率.469]

ニック・レイヴァ コーチ

 

あと首脳陣で未所有の著名な人物に「レッド」シェーンディーンストとダル・マックスヴィルもいました。でも監督が濃すぎるせいでコーチ陣が霞みますが(苦笑)。彼のブッシュスタジアムを活かした投手力・守備力・機動力重視の野球は「ホワイティ・ボール」と呼ばれました。僕が子供の頃には山本浩二引退直後のカープやスーパーカー時代の横浜大洋が似たような野球を標榜していたような。メジャーではパドレスもジャック・マーフィー球場の性質上、似たような戦い方を余儀なくされていた感があります。

 

先発投手陣

①ホセェ・デレオォン [34先発 225.1回 3.67ERA]

②ジョー・マグレーン [24先 165.1回 2.18ERA]

③ジョン・テューダー [21先 145.1回 2.29ERA] 

(ロサンジェルス・ドジャースへ途中移籍)

④ラリー・マックウィリアムス [42戦/17先 136回 3.90ERA]

⑤ダニー・コックス [13先 86回 3.98ERA]

⑥グレッグ・マシューズ [13先 68回 4.24ERA]

⑦故ボブ・フォーシュ [30戦/12先 108.2回 3.73ERA]

(ヒューストン・アストロズに途中移籍)

⑨ランディ・オニール [10戦/8先 53回 4.58ERA]

⑩クリス・カーペンター [8先 47.2回 4.72ERA] (新人)

※後輩OBのChris Carpenterとは別人

⑪ケン・ヒル [4戦/1先 14回 5.14ERA] (新人)

 

88年セントルイスの先発経験者は以上です。8番目に11先発のスコット・テリー投手が入りますが、リリーフ登板が先発数の3倍以上なので次回に回りました。二年目のランス・ジョンソン外野手らを放出して獲得したデレオォン投手が健闘した一方、前年のNL優勝に貢献したマグレーン、コックス、マシューズらが負傷離脱。本来リリーバーの投手や二軍投手を繰上げ採用することを余儀なくされ、その分リリーフ陣が手薄になる悪循環に苦しみました。そのため投高打低年に投手有利球場を本拠地としているにもかかわらずチーム防御率がNL12球団中8位。最優秀防御率のマグレーンやラビット終了の恩恵をしっかり受けたテューダーを擁してのこの順位は残念ですね。

 

一番手前がハーゾグ監督

 

チームリーダース(先発)

先発登板数:デレオォン 34

投球回:デレオォン 225 1/3

防御率:マグレーン 2.18

勝利:デレオォン 13

敗戦:デレオォン 10

防御率二点台:マグレーン、テューダー、テリー

二桁勝利:デレオォン

完投:マグレーン&テューダー 4

完封:マグレーン 3