1989ドンラス再特集 (88 CA・エンジェルス③) | 助っ人先生のブログ

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ややペースダウンさせて頂いておりますがエンジェルスの3回目「捕手・内野手編」です。他球団よりも予算に余裕があるため、端から端までベテランや有力な中堅が連なっている印象が。ただし突出した存在がいない風なのが伸び悩みの一因かもしれません。金満球団ゆえに補強が当れば強いし、外れると「あれっ?」って感じのシーズンになることもありました。

 

*捕手陣

① ボブ・ブーン(父) [捕111]

② ダリル・ミラー(兄) [捕32/左4]

③ ブッチ・ワイネガー [捕15]

④ ブライアン・ドーセット [捕3] ()

 

さすがにフル出場できるほどではないですが40歳のブーン父はこの年も健在。打率.295と盗塁阻止率40%はすごい。まだまだあなどれません。ちなみにミラー兄と書きましたが、妹と弟は野球ではなくプロバスケのレジェンドです。

 

*内野陣

① ウォーリー・ジョイナー [一148]

① ジョニー・レイ [二102/左40/指6] (元ヤクルト)

② マーク・マックリモァ [二48/三4]

③「フ二オール」ノボーア [二6] ()

① ジャック・ハウエル [三142] (元ヤクルト/巨人)

② 故グスタボォ・ポリドォル [二2/三10/遊8]

④ ドミンゴ・ラモス [三3] (:8/17FA加入)

⑤ ダグ・デービス [捕1/三2] (新:)

⑥ ジョー・レッドフィールド [三1] (新:/写真左)

① ディック・スコォフィールド(息子) [遊154]

 

以上です。内外野両方兼任している選手もいるためやや半端ですが、先発がほぼ固定され大きな怪我もなく、彼らの休養日のみ控えが先発したようですね。87年途中パイレーツの名士ジョニー・レイが加入。そのため若手のマックリモァがサブに甘んじていますが、平均成績は忙しかった87年と遜色なく、77試合でチーム3位の13盗塁も記録。一方、前年終盤高給がネックとなり自由契約になったデシンセイ(元ヤクルト)に代わりハウエルがようやく正三塁手に。87年は外野手兼任でレフトでの出場がメインでした。内野陣の顔は「ウォーリー・ワールド」ことジョイナー。甘いマスクと親しめる性格、技ありの打撃、隙の無い守備が魅力の選手でした。

 

そしてご覧の通り大所帯のせいもあり末端の人材ほど完全未収集に。ドミンゴ・ラモスとか微妙に高価だし、本当やっとれんわ・・・(タメイキ/苦笑)