個人的な話であるが、

昔から、コメディや、コミカルな

映画は好まない。

 

俺のまわりがマンガだから!


頭脳警察の歌詞を引用。


簡単に言わせて頂くと

日常の方が映画より

面白かったり

するからである。


わかりにくい説明かも

知れないが、日常が楽しいから

映画に笑いを求めていない。

 

だからジムキャリーの映画は

観ないし、三谷幸喜さんや、

宮藤官九郎さんの脚本の

クオリティは認めるけど、

映画はあまり好まない。


ただエンタメとして考えたら

良いのかも知れない。

 

この作品も、日本一のお笑いの神

であり、天下の漫才師である

ビートたけしさんがコメディ映画である。

 

菊次郎の夏

 

1999年公開

 

 

1999年は世界が世紀末を迎え

破滅するなんて言うノストラダムスの

予言が流行り、平成バブルも弾けて、

時代的にも素直に笑えない時代であった。

 

北野監督の中では

みんな〜やってるか!

を除き、シリアス過ぎる

暴力映画が多かった。


そんな中で

ベネチア映画賞を取った、

HANA―BIの次作と言う事も

あり期待をして観たのだが!

 

自分は割と好きかな!

 

今まで北野映画を7作、記事を

書いたが割と好き!

と言ったのは初だが、

本当にそれなりに楽しめる

映画であった。

 

 

夏の匂いがする映画であった。


少年とあるきっかけで、旅を

する事となった菊次郎。

 

その道中を描いたロードムービーで

あり、細かい笑いを散りばめた

コメディ映画である。

 

とにかく久石譲さんの音楽が良くて

この曲は映画以上に有名であると

思う。

  

 

そしてこの作品以降、監督が

得意とするヤクザやバイオレンス映画が

減って来る。

 

ソナチネや、HANA―BIでやり遂げた

感もあったけど、暴力がない

北野映画に違和感を感じたのを

覚えている。

 

 

だが、監督の独自なお笑いセンスが

生かされていて、

スポーツ大将や、スーパージョッキーを

観て育った世代なので、

たけし軍団を使った様々なギャグが

良かったし、笑い転げた。

 

でもその笑いがある中にも、

何だか切なさがある。

 

楽しかった夏休みが終わる小学生

時代を思い出した。

 

また、この映画から、武さんの

モノマネをする時に、

コマネチ

から

菊次郎だよバカヤロウ

に世間も変わった気がする。

 

骨休め的な良い映画であった。

まるで自分が少年の頃の

夏休みを思い出す様な

ノスタルジーな映画である。