WEB内覧会10 【トイレ・窓】 | 奇人弁護士、家を建てる

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大阪で土地を買い、家を建てるまでのブログです。
奇人なので建てる家にも色々とおかしなところがあるかもしれません。

 

 

ウェブ内覧会10回目。

過去のウェブ内覧会はこちら。

 

WEB内覧会01 【玄関・ホール・SCL】

WEB内覧会02 【LDK・和室・パティオ・和風庭】

WEB内覧会02.1 【LDK・和室・パティオ・和風庭の補足】

WEB内覧会03 【階段・廊下】

WEB内覧会04 【寝室・書斎】

WEB内覧会05 【ランドリールーム・WIC】

WEB内覧会06 【バスルーム・洗面所】

WEB内覧会07 【インナーバルコニー(ガラスマリオン)】

WEB内覧会08 【子供部屋】

WEB内覧会09 【シアタールーム】

 

 

今回はトイレの紹介と、それに関連して窓の話です。

 

 

我が家のトイレは1階と2階にそれぞれ1か所ずつあります。

 

まず玄関ホールすぐ横にある1階のトイレから。

 

 

 

【TOTO ネオレストAH-1 ホワイトグレー】です。

それとスリムタイプのカウンター付き手洗い器。

 

 

床は【サンゲツ IS-902】にしています。

 

元々は大建工業のハピアフロア(トレタフ石目柄)を考えていたんですが。

しかしトイレにハピアフロアは割高でもったいないし、ダーク系は茶色のみ。

 

どうしようかと考えている中、サンゲツのショールームでこれを見つけたのです。

これ以外にも色々な柄があり、値段もハピアフロアトイレタフの1/3くらいなのでお勧めです。

 

 

 

 

続いて2階のトイレ。

 

 

 

こちらは【TOTO GG-J1 ホワイト】

洗面所横に設置したのでトイレ用の手洗い器はありません。

 

1階と違う機種にしたのはコストダウンの意味もありますが。

最大の理由は「タンク式だから」です。

 

トイレはデザイン性に優れるタンクレスが流行っていますが、デメリットもあります。

 

・停電時に水を流せない

・水圧が低いと設置できない場合がある

 

念のためにということで、2階のトイレはタンク式にしておきました。

 

 

2階のトイレはペーパーホルダーを別途用意しています。

【カワジュン SC-60M-XN サテンニッケル】、ワンハンドカット機能付きです。

 

 

 

 

ところで、最近のトイレは進化して色んな機能がついていますが。

 

一言言っておきたい。

 

「何でもかんでも自動化すんな」、と。

 

 

 

最近、小学校等でトイレ使用後に水を流さない子供が増えているのだとか。

自宅だと使用後にトイレが勝手に流してくれるからだそうです。

 

技術が進化して生活が便利になる、それ自体は大いに結構。

しかし道具は人の意思に基づいて使われるものでなくてはならない。

過剰な自動化、人の意思を離れて動く道具は人間を怠惰にさせ、いつか悲しい未来を生み出してしまう。

 

 

そう。

シドは利便性を追求し過ぎた現代社会に憤りを覚えているのです。

 

 

 

 

健康診断で検便の提出が必要なのに!

 

勝手に流されたから!!ムキー

 

 

 

 

 

さて。

 

1階も2階も、トイレのドアは引き戸にしています。

 

で、引き戸にしたこと自体は問題ないんですが。

少し不便に感じていることがあります。

 

それは『錠の向き』

 

 

 

トイレの引き戸にはこういう回転式の表示錠がついているんですが。

これ、引き戸の向きによって開閉の回転方向が違うんですね。

 

1階の便器向かって右手、2階のトイレは便器向かって左手に引き戸。

なので1階と2階で鍵を回す方向が逆になっておりまして。

 

 

非常にややこしいゲロー

 

 

同じ問題がランドリースペース(兼脱衣所)でも発生しています。

 

もし上下スライドの錠も選択できたのであればそっちにしておきたかった……

書斎の錠は外から鍵で開閉するタイプで、内側からは上下スライドで開閉するのです。

 

 

 

 

 

 

これに関連した話となるのですが。

 

 

こういう『縦すべり窓』を多用している家、結構ありますよね。

 

設計段階で『縦すべり窓』が開く方向、気にしていますか?

 

 

 

我が家は全ての縦すべり窓を『右開き(軸が左側)』に統一しました。

 

図面を確定させる直前ギリギリで。

 

 

縦すべり窓のハンドルがカムラッチハンドル(90度回転させることで開閉させるハンドル)なら、右開きでも左開きでも大した問題はないんです。

ハンドルを窓枠に対して平行にすれば閉、直角にすれば開、と一目でわかるので。

利き手に合わせて開閉方向を決めた方がちょっと便利、くらいの話となります。

 

 

しかし、オペレーターハンドル(クルクル回すことで開閉させるハンドル)は違います。

 

 

 

右開きか左開きかで開閉の回転方向が逆。

 

しかもぱっと見で回転させるべき方向がわからない。

 

 

 

最終盤の打ち合わせでモデルハウスに行ったとき、何気なく2つの窓を開閉操作してみたんですが。

ここで初めてこの仕様に気付き、愕然として大慌てで図面を確認しました。

 

そして、それまでは風向き等を考えて開く方向を決めていた縦すべり窓を、全て同一方向に開くように急遽変更指定したのです。

 

 

 

窓に関する事前の情報収集段階では一切出てこなかった話なのですが。

 

 

喩えるなら、

 

『USBを一発で正しい向きに挿入できなくてイライラする問題』

 

並みにヤバいストレス案件ですよ、こいつぁ……

 

 
 

こんなこと気にしない人の方が多いのかもしれませんが、一応注意喚起として。

 

 

次回は外構部分をご紹介します。