*****************
日本相撲協会の横綱審議委員として、辛口の意見を発し続けてきた脚本家の内館牧子さんが25日、委員として10年の任期を終えた。
 常に朝青龍への批判を続けてきた内館さんにとって最後の委員会となったこの日も、議題は朝青龍が初場所中に泥酔して暴れた騒動について。内館さんは「何かあるたびに厳重注意で終えていいのか。禄(ろく)をはんでいながら、協会をなめている。断固許すべきではない」と発言した。別の委員からも「次は引退勧告すべきだ」という意見が上がったという。サッカー騒動で2場所出場停止になった時、内館さんは「私の中では引退した人」と非難した。改めて報道陣に朝青龍への思いを聞かれ、「最後に(初場所で)優勝して花道を飾ってくれ、私は愛されていたと思うけど、残念ながら片思い。アスリートとしては150%愛しているが、横綱、力士としては認めていない」と皮肉った。
【引用:2010年1月25日 asahi.com】
*****************

大相撲の初場所は、昨日千秋楽が行われ、渦中の朝青龍が25回目の優勝で幕を閉じましたが、それとは別に大相撲に大きく影響力を与える方のニュースが取りあがっていましたのでこちらを取り上げました。
内館さんの発言は非常に今の大相撲の葛藤を象徴する、ずごく深い言葉を残してきました。そして今回の任期満了でも、大相撲の将来を担う大きな意味を持つコメントをしました。
今回も暴力事件を起こして相も変わらず、日本相撲協会を心労させることばかりしている朝青龍ですが、協会側・そして大相撲ファンとしても、大きく二つの見方・意見に別れると思います。今回の騒動を取り上げて区別してみると、一つは大相撲の人気をリードしている張本人。内館さんが言っているように大相撲でなければ「アスリート」としての魅力もあり、このような事件なら目をつむって、業界全体で匿ってゆこうという考え。ファンとしても今のタイガーウッズのように人気スポーツ選手の失態よりも今後の活躍のほうを熱望する考えですよね。

そしてもう一つの考えは、やはり横綱としての品格、いや、それ以前に力士と言う日本古来の神事にある国技では


断固として許すべきでないか。まぁ、それ以前にどんなアスリートでも泥酔の暴力事件自体が許されるべきではないという基本はありますが。大相撲は「スポーツ」か「国技」かでここは分かれ目です。
強くて人気があるなら何をしてもいいのか?伝統の国技を汚すものは何があっても許すべきでないか?今回の朝青龍の事件は横審はどう対応するのでしょう。そして内館さんのお言葉は横審では共用されているのか?または違う受け持ち方があるのか?朝青龍への今後の対応で分かるかもしれないですね。