今朝の話。電話を取ると機械音声でエコに関するアンケートに答えて欲しいというメッセージ。1分ぐらいだというのでつきあってみることにした。
設問1
地球温暖化が原因で異常気象や環境破壊が懸念されていますが、興味はありますか(一字一句同じではないです)
答え1)大いに興味がある 2)少しは興味がある 3)興味はない
さぁ、どっから突っ込みましょうか!まず大前提として「原因」と「結果」を取り違えた設問だということ。地球温暖化→異常気象、まぁこれはよしとして環境破壊はないだろう。
原因はあくまで人間様の環境破壊(生態系の破壊)であって、地球温暖化というのは結果でしかない。(そもそも地球温暖化の定義自体がかなり怪しくなってきている事はさておき)
さらに答えが興味のあるなしでしかくくられていないのも、非常に重要な問題提起をしている風でありながら妙な熱のなさだ。
設問2
環境に優しいエコキュートというものを知っていますか?(一字一句同じではない)
答え 1)知っている 2)知らない
なるほどね、アンケートじゃなくてマーケティングじゃん
設問3
最後の質問です。現在エコキュートによるオール電化を導入するとお宅の光熱費がこれだけ安くなりますよというシュミレーションを行っていますが、興味はありますか?
答え
1)導入に非常に興味があるのですぐに訪問して話を聞かせて欲しい
2)導入までは考えてはいないが興味はあるので話を聞かせて欲しい
3)わからない
ご立派なマーケティングとアポイントメントになってきたのは一目瞭然だが、この設問に対して「わからない」という答えを用意するのはなぜなんだろう?日本語の応答の文章としては不可解きわまりない構成だが、他に選択肢もなく「わからない」を選択。そして電話を切った約10分後、当のアンケートを行ったエコファームだか何だかから突然電話が掛かってきた。以下やりとり。
ーとりあえずオペレーターのおばさまが一通りあいさつ
「今でしたらご説明のスタッフが近くを巡回しておりますのですぐにご説明に伺えますが」
ー設問に対して本当は来て頂かなくていいと思ったのですが、答えの選択肢になかったので「分からない」にしたのですがどの答えでも電話を掛けてくるのですか?
「いえ、わからないは音声応答ではよく意味が分からなかった方という意味です」(この時点で血管ブチ!です)
ーなるほどそういうことですか。でしたら電話の最初に回答するかしないかの選択肢を用意して下さい。
「このお電話ではお答えできませんがご意見として伺っておきます。それでご訪問の方ですがご近所の方もずいぶん興味を持たれているようですし」(どこの誰かいってみて欲しい。隣のSさんか向かいのSさんか)
ー来て頂いてお話を聞いている時間もありませんし、来て頂くのも申し訳ないので内容の分かる資料をお送りいただければいいですよ。
「資料だけお送りするということはしていないんです。あくまで会ってお話しする内容ですので」
ーじゃあ、結構です。ガチャ
ものすごく一方的過ぎる内容だと思わないだろうか。
勝手にプライベートな時間帯に割り込んできて、こちらの妥協点の提示に対しては出来ませんの一言。
人に不愉快な思いをさせて、なにが商売だろうと思うこの頃。
話がずれた。
去年あたり衆院選の時にもアンケート(これはちゃんと人間が受け答えするタイプだったが)を受ける機会があったのだが、これも設問を読み上げるたびに「おいおい」と突っ込みどころ満載だったことを記憶している。
何か一定の結果を出したいがために、恣意的にアンケートの設問と答えが用意されているのが明白すぎて、吐き気がするのだ。その時は政権交代に関して好意的な結果を演出するムードが全開だったし、今回のエコキュートはどう転んでもアポイントメントを取ることが出来るようになっているし、昨日あたりの民主党代表選の結果としてどちらを期待するかで(確か共同通信)管総理大臣が小澤氏を圧倒する結果だったが、これは設問の設定云々ではなくねつ造に近いだろうと思う。(ネットの論調をみればおおよそ小澤氏が優勢だろうと思うが)
そうでなくても「建設会社からのヤミ献金疑惑で起訴される可能性がある小澤氏と先の参院選で大敗しながらも政権運営に普請している管総理とあなたはどちらが民主党総裁としてふさわしいですか?」と設問が設定されたら、まぁ結果は推して知るべしだよね。
人にものを尋ねて、素直な回答を引き出したいのならば、言葉はきわめて慎重に選び且つ中立でなくてはならないと考える。