12日の日経平均株価は大幅反発。外国為替市場で円相場が対ドルで円安が進行し、120円台前半に下落したことなどを背景に、輸出関連株を中心に買いが優勢だった。
日経平均は朝方から買い優勢の展開となった。米株式相場が100ドル以上上昇したことで買い安心感が広がっていたほか、円安・ドル高の進行を背景に、買い気が強まった。また、国内経済指標が市場予想を上回る好内容だったことも、相場を下支えした。
午後には、円相場が再び下げ幅を広げたことと連動し、一時18000円台を回復する場面があった。
しかし、その後は利益確定売りに押し戻される展開に。ただ、好調な企業業績を背景に海外投資家の買いが観測、全般買い意欲は旺盛で、その後も高値圏で売りをこなした。
ギリシャ情勢を巡る不透明感が根強いうえ、円安が一方向に進むとの見方が少なく、18000円をやや下回る水準でもみ合う展開が続いた。
18000円から上に大きく買い上がる有力材料は乏しく、中々見当たらないのも事実。政策面での何らかの後押しが欲しいといったところ
また、安倍首相がTPP交渉の早期妥結を目指すなどと発言したが、相場への影響は限定的だった。
13日の相場は、きょうの大幅反発に対する利益確定や、週末を控えてのポジション調整の動きが当然想定される。
ただ、外国為替市場での円安進行を背景とした買いエネルギーが継続することが予想され、日経平均株価は続伸するか、といったところ。
ただ、ギリシャ債務問題やウクライナ情勢は予断を許さない状態が続いており、こうした外部要因の行方しだいでは、波乱相場となる可能性もある。