何と!!

実に4年振り?に、空港訪問!!!海外の空港はホントウ4年振りです。

もちろん、その間も国内線にはときどき乗ってましたが、何せコロナの影響もあっていつもの空港の様子ではなかったからね~…とわざわざ紹介する気にならず…気付いたら4年が過ぎてしまっていました。

メインに使っている『福岡空港』の国内線ターミナルも、滑走路や誘導路の整備に関連してドンドン新しくなっているのですが、まだ最終形になっておらず、何となくタイミングを逸してました。

本来空港という機能は新しく進化していくものなので、その時その時の観察は結構面白いのですがね…。

今後はボチボチ『空港で遊ぼう!』と思っています。

 

それはともかく、再開第1発目は、日本から最も近い南国リゾート!?『グアム国際空港』です。

実は、グアムは今回初めて。新型コロナの影響も残っているようなので、通常通りの様子なのか?は心もとないのですが、2023年11月の様子はこうだった…というのを見ていきたいと思います。

 

その前に…

 

久しぶりに入った『福岡空港国際線ターミナル』の様子です。

国際線ターミナルも拡張工事を行っていて、目新しいものもあるのですが、一方かなり残念だったのが、国際線ターミナルの一般区域(4階)の飲食店がほとんどなくなっていた…。

もともと飲食店が全て埋まってなくて寂しい感じもしていたのですが、さらにお店少なくなって残念…。でも!!出国手続きをして制限区域内に入ったら、この混雑!

ああ、いつもの狭くて人が多い福岡空港に戻っていた…でも何だか今までとは感じが違う…。

というのは…日本人が少ない!!極端な言い方をすると、見渡す限り外国人旅行客ばかり。

日本人はどうしたのでしょうか???

 

今回乗ったのはこの機体。グアム便なので『ユナイテッド航空』…ちっちゃな飛行機です。

新型コロナ流行前はそれが問題で、いつでも福岡からのグアム便はいっぱいでなかなか乗れない…だったはずなのに…

何と!機内はガラガラ!!でした。

これまでグアムに行っていない理由?はいろいろあるのですが、その1つが、予約がすぐに埋まってしまうのでかなり前から予約していないといけない、ということがあったのですが、この状態なら心配無用…と言いたくなるくらい人が乗ってません。

大丈夫か???という余計な心配をしたのですが…大丈夫?、次の心配にかき消されました(笑)

 

それがこちらのミール。

それはね、アメリカの航空会社ですから。機内食…それもエコノミーの食事に期待するものはほとんどないですよ、当然。それでも、ちょっとくらいは期待してもバチは当たらないんでは?

パサパサのフリーズドライのタイ米に天ぷら?が乗った天丼と甘いのかしょっぱいのかわからないマンゴソースのサラダ。

ドリンクはアルコール類は別料金!わずか3時間程度のフライトですから、まあ、飲食のお楽しみは着いてからといたしましょうか。

 

機内のエンタメサービス(観れる映画の本数)も、これ以上はないよね~というくらい充実してなくて、意外に退屈したフライトでしたが、それでも感覚的にはアッと言う間に到着した『グアム国際空港』正式名称は『アントニオ・B・ウォン・パット国際空港』

ウォン・パットさんは、グアムから初めて選出された、アメリカ合衆国下院議員だそうで、その方の死後に名前がつけられています。

結構年季の入った建物で、無機質な感じがそれっぽい。

案内表示もほとんどなくて、何となくみんなに着いて歩いている…という感じで機体を降ります。

 

はっ?どういうわけかエレベータに乗って階を移動。

これも表示がないので、すごくわかりにくい。一人で迷子になったら困るな~という感じです。慣れた感じの乗客の方に着いていきます(笑)

ホントウはこのルートでよかったのでしょうか??次回きっちり確認したい(汗)

 

通路に出たら、グアムの中心街、タモンの街並が見えました!

遠くには『恋人岬』も!

テンションあがりますね!!

…でも、この後…(以下に続く)

 

グアムの街を観ながら、廊下をテクテクと歩いていきます。

 

さて、この先が入国審査。

ホテルに行って美味しい食事をしよう~!!と気分は盛り上がるのですが…。

なんと!ここから入国審査が終わるまで、かかった時間はたっぷり2時間超!!!

グアム・サイパンは米国領ですが、45日以内の滞在であれば、ESTA取得が必須ではありません(推奨はされていますが)。今回は短期間の観光旅行でしたし、すぐに他の米国領に旅行する予定もなかったので、取得していませんでした。それで、ESTA取得者の専用レーンではなく、一般の入国審査の列に入ったのですが…これほど時間がかかるとは!

飛行機の搭乗者すご~く少なかったので油断?してましたが、タイミングも悪く、めちゃくちゃ入国者(アジアの人々)が多くて、この時間はどうにかならないのか???と思うくらい…でした…。

 

で、外に出たらもうすっかり暗くなってました…。

もう早くホテルに着きたくて、到着ロビーの様子を内側から撮るのを忘れてましたが、到着ロビーはこんな殺風景な様子。アメリカの空港ですね。

 

すっかりこんな感じで、ターミナルの全景もよくわからなくなってましたが、コンパクトなターミナルの様子はお分かりになるかな?

ただ、グアム国際空港は、グアムの中心街にほぼ接している…と言ってもよいくらい近いので、ホテルまでの移動は楽ちん。

 

では、早速ですが、出国編です。

 

グアム国際空港は『ユナイテッド航空』の拠点空港ですので、出発フロアにはユナイテッドのカウンターがずら~っと並んでいます。

帰りも、来る時と同様に、福岡空港へユナイテッド便で直行です。

手続自体は特に何事もなくスムーズ。

 

出発ロビーの様子です。

実にシンプル。ほぼ何もない。

 

反対側を見た様子。ずっと先は到着フロアですかね。

グアム発の福岡便は出発が7時半(時差が1時間あるので、日本時間で6時半)。およそ2時間前、早朝5時半頃の様子です。

 

出国手続きは2階に上ったところ。

早朝の便だったからかもしれませんが、出国手続は意外にスムーズ。

 

さあ、制限区域内に入ってきました。

リゾート地の、大きくはない空港ですが、出国検査を終わって出てきたらすぐに『ロッテ免税店』のゲート。

 

『ロッテ免税店』は結構な広さがあります。

有名ブランドの品物は、ここらへんで一通り入手可能。

でも…円安の影響もあってでしょうか??国内で購入した場合に比べてそれほど安く感じない…(涙)。お酒とかなら国内の量販店の方が海外の物でも安いかも…。

空港内だけでなく、グアム全体的にも、本国から離れているし、基本リゾート地なのでそれほど安いわけではない…に加えて円安なので、久しぶりに海外に来た感覚からはかなりお金がかかる印象になってしまう…日本人観光客が戻らない理由ですかね?

何だか寂しい感じ…。

 

免税店の向かい側には、地元グアムのグッズ販売のコーナーが。

壁のモニュメントは『恋人岬』ですね!

 

同じコーナーの中。それほど大きくないのと、品物の種類も限られているので、やっぱり基本は街のお土産屋さんで一通り買っておいて、買い忘れたものとかを空港で若干買い足す、という感じでしょうか。

 

専門店の数は左右でこんな感じ。

全くないわけではありませんが、店舗数も多い…という感じでもありません。

コンパクトでそれなり、という印象。

 

反対側の方向を見た感じです。

出国審査を経て、免税店を抜けたら、ターミナルのメイン通路は1本のみ。中央の免税店街を挟んで、左右にゲートが伸びている、シンプルなつくりになっています。オーソドックスで、わかりやすいターミナルです。

 

メイン通路の中央部全体的な様子はこんな感じの規模です。

 

中央の専門店と並んで左右2か所にフードコートがあります。

こちらは通りに出て右側(西側)のフードコートの様子。テイクアウトのお店は2軒程度。

 

同じフードコートにある、店内に入ってテーブルに座って食事ができる場所がここのみ…となっていましたが、「クローズ」。時間帯のせいでしょうか?それともコロナの残影響?いずれにしても、福岡便利用では食べれなそう。

朝の食事はフードコートでお店のテイクアウトか売店でサンドウィッチなどを買って食べるか、あまり選択肢はないみたい。

 

さらに通路を進んでいくと、ラウンジがありました。

新型コロナの影響が全くなくなった…という訳ではない…のでしょうか。空港施設の一部分は写真の左側のようにパーテーションで仕切って利用停止になっていました。

こちら側には搭乗口はほとんどなく、閑散とした様子です。

 

同じく、奥の方へ進んだところにある、車いすの貸出などの支援サービスの場所。

 

では、免税店を挟んで反対側(東側)に行ってみましょう。

免税店の先には、先ほどよりも広いスペースのフードコート。

定番なファストフードに加えて、うどん・どば、唐揚げなどのカウンタもあります。

 

反対側から見た様子。

後ろ側にも席があって、結構広い。食事の選択肢は、まあ、こんな感じ。席数に対してお店の数が限られているので、購入するのにちょっと時間がかかる。

 

フードコートを抜けて、さらに搭乗口がある方向に行ってみましょう。

途中に休憩スペースがあります。

ターミナルの中央部分はフードコート以外に腰掛ける場所がないので、こういうスペースは貴重。

 

搭乗口までは、意外にかなり長い距離があります。小さなターミナル…と油断していると思いのほか歩かされるので、ちょっと注意。

ちなみに、このときは動く歩道はメンテナンスのため?に止まってました…(涙)

ひたすら歩きます。

 

長い廊下の壁を使って、アーティストの作品の発表の場になっています。

味気ない廊下が、目に楽しいアート空間になっていて、なかなかイイ感じ!!

 

搭乗口付近にもお店のスペースがありましたが…ほとんど開いてません(休業)でした。

アジア各地からの観光客は戻りつつあるものの、日本人観光客はまだまだだし、グアム経済は結構まだ厳しいのでしょうか?

 

搭乗口付近の免税店もこんな感じです。

しばらくは、買い物は中央の免税店街で済ませてしまうのが良いでしょうね。

 

ターミナルの端っこまで来ました。

お店もなくて、少し殺風景な感じになってしまっています。免税店をブラブラ覗いたり、フードコートで軽食をいただいたりしてもちょっと時間を持て余すくらいです。

空港の様子はここまでで、飛行機に乗り込みます。

 

着たときよりも、さらにお客さんが少なかった…何十人乗ってたんだろう…。

本当に心配になります。

一応、エコノミーの朝食なのですけど…。サンドウィッチにパン…果物…。決して食べれないものではない…いや、見た目よりは美味しいんだけれど、どういう組み合わせなんだろう。

 

こちらは、同じくもう1種類チョイスできる朝食…。パンケーキです。ふわふわではないけど。それとパン…。

ユナイテッド航空での飛行機の旅は…ちょっと期待できないですね。

 

でも!!フライト時間は短い(福岡空港到着予定は10時50分で、フライトは4時間20分)ので、それほど苦痛、というわけではありませんけど。

 

ということで!

4年ぶりの空港探検は、グアム国際空港でした。

カンが戻ってないし、写真の出来もよくないのだけれど、とにかく海外のフライトに乗った…ということで良しにしたい…そんな感じになってしまいました…。

 

新型コロナの影響をまだまだ引きずっている感じに加えて、円安。なかなか、厳しい環境ですが、こんな環境も乗り越えて日本経済も復活していってほしい…。

しみじみと感じる旅でした。

 

グアム国際空港は、結構年季が入った空港ですし、簡素で殺風景なのはいかにもアメリカの地方空港っぽい感じで、小さい空港ですからまあ、可もなく不可もなくこんな感じだろうなあ…という感想です。

空港内でのショッピングや食事もかなり限られますので、余裕がある方は空港に着く前に、ホテルや街で済ませておくのがよいかと思います。空港までのアクセスは近いので、その点はストレスありませんので。