九州で遊ぶ場所巡りの沖縄シリーズ?第2弾は『勝連城跡(かつれんじょうあと・かつれんぐすくあと)』です!
沖縄観光の主な目的の1つには『史跡めぐり』…というテーマも外せない。
沖縄のお城の代表『首里城』をはじめとした沖縄ならではのお城巡りもかなり面白い!
沖縄のお城(「ぐすく」と呼ばれます)は、那覇の『首里城』やそのそばにある『玉陵(たまうどぅん)(王家のお墓)』などいくつかの史跡群が『琉球王国のグスク及び関連遺産群』として世界遺産登録されています。
今回散策する沖縄本島中部(うるま市)にある『勝連城』もその中の1つ。
細長く幅がない地形をしている沖縄本島には高い山がなかなかないので、山頂から見た雄大な風景…というのがなかなか見れない…のですが、高台にある『勝連城』なら見事な風景が拝める!!
沖縄ではあまりない景勝スポットでは。
では、早速、行ってみましょう!!
ちょっと写真のレイアウトが悪い(汗)ですが、”世界遺産”!!の『勝連城跡』の入り口。
駐車場と休憩所もあってドライブがてらに立ち寄るのに便利。休憩所には売店もちゃ~んとある!
史跡内もきれいに整備されていて、石垣などの復元も進んでいるので、当時の様子もかなりわかりやすい。
その上に強力な観光の武器がこれ!!
スマホで説明、お城の全体の姿、当時の様子などがわかりやすく案内してくれるアプリも準備されている。
これはイイ!!
入口から『三の曲輪』の方向を見た様子。
”曲輪”は一番上の『一の曲輪』から『四の曲輪』まで4段になっています。城跡に入ってすぐの広場が『四の曲輪』だそう。
途中の石垣の様子。
『三の曲輪』部分より上の石垣はキレイに修復されています。
『四の曲輪』周辺の石垣は修復途中でしょうか?でも、石垣の内部の構造もよくわかりますね。
『四の曲輪』の場所にある”井戸”『ミートゥガー』です。”縁結びの泉(カー)”と呼ばれるそうで、なかなかありがたげ。古の恋人たちの聖地…ってことですかね。
『ミートゥガー』の隣にある『ウタミシガー』。”お試しの泉”という意だそう。一年の豊作・凶作を占うそうですが、解説によると泉の水が多いと”不作”、少ないと”豊作”だそう。
では、階段を登って『三の曲輪』の中に入って行きましょう。
5月のはじめですが入道雲がモクモクと立って流れていく空。なんだかスゴイ風景。
南西の方角を見ています。那覇市の方でしょうか。高い山がない沖縄なので、それほど高くない場所からも見晴らしはかなりイイ!
さらに上がって『二の曲輪』
建物の礎石跡が復元されています。広さからすると、そこそこの大きな建物があった、ようです。
では、さらに上へと行きましょう!
登ってきました『一の曲輪』跡
一番高いところにある広場のような場所。外海に向かってみた様子です。
『一の曲輪』の場所としてはこのような様子です。
この場所から出土したものから、ここには『宝物殿』のような建物があったのではないか、と考えられているそうです。
一番高く侵入しにくい場所に”お宝”…当然の発想のような気がしますね!
西の方角を見た様子です。
標高としては100m、ということですから特別に高い、というわけではありませんが、繰り返しになりますが、周囲に他に高い場所がないので見晴らしは最高!です。
ここからなら、侵入してくる敵の様子もよくわかる。防御力は高い場所です。
北の方角を見た様子です。
うっすらと見える陸地が沖縄本島の北部の方です。
”天空の城”…というにはちょっと高度が高くないかもしれませんが、景色はほんとうにそんな感じ!!
360度にわたって広く見せる風景は、なんだか、最近はやり?の高層タワーの展望室から見ているみたい。しかも、ここは自然の風を感じます…すっかり屋外ですからね!
『勝連城跡』でいいな~と思うのは、冒頭にご紹介したアプリ。HPも同様なので、ちょっと見てみてください。楽しいです!
なかなか気持ちがイイ『勝連城跡』
気軽に立ち寄れて、ドライブ途中のおすすめスポットです。












