オーストラリアの旅行は、国内の各都市を回るにしても、国土の大きさからも飛行機での移動が一般的になると思います(鉄道はあまり整備されていないし)。

いくつかのオーストラリアの空港を見てみたいと思います。

 

今回は、オーストラリアと言えば!

おそらく日本人であればまずは行ってみたい場所の1つではないでしょうか、絶景の一枚岩『エアーズ・ロック』!!

もっとも英語表記の『エアーズ・ロック』(エアーさんの岩=ネーミングライツのはしりみたいな命名)というのは、その所在地『ウルル=カタ・ジュタ国立公園』が原住民アボリジニの所有地と認められてからは『ウルル』と表記するのがよいのかもしれません。

 

ですが、ここの空港はやっぱり『エアーズ・ロック空港』と言うようです。(『コネラン空港』という別名もあり)

さて、ときは1月(2019年)。オーストラリアでは真夏。

オーストラリア大陸の”ヘソ”と言ってよい、ほぼ真ん中、『エアーズ・ロック空港』を見てみましょう。

 

まあ、それにしても暑い!!…いや”暑い”というより”熱い!!”かな?気温は40度をすっかり超えている、『エアーズ・ロック空港』の真昼間。

この土地といえば「砂漠」ですが、砂だけの殺伐とした場所ではなくて低木やハリガネのような草が茂る草の薄い草原のようなイメージです。そして、土は”赤色”…この辺をちょっと歩くだけでも靴が赤く染まっていきます(しかも、この土が落ちにくい)。赤土が目立つ色の靴は避けるかジャブジャブ洗える靴にしましょう。

それから、”水は必需品”!

オーストラリアではペットボトルの水は結構な値段する場合が多いですが、1時間外に出るなら500mlの水は必携(2時間なら1ℓ)。日があるうちは汗がでなくても喉がカサカサに乾いてきます。要注意。でも、オーストラリアは水道水がそのまま飲める場所も多いので、水道水を詰めるだけでもOK。この辺のほぼ唯一の宿泊地『エアーズ・ロック・リゾート』も水道水OKです。

 

『Wikipedia』によると、年間約40万人が利用する『エアーズ・ロック空港』。

最寄りの『アリススプリングス』からでも450㎞くらい離れているし、旅行客が宿泊できる場所といえば『エアーズ・ロック・リゾート』しかない場所なので、空港ターミナルも小さな平屋の建物のみ。

 

前の写真と反対側、振り返った様子。

まあ、ターミナルビルはこんなもの。

 

ターンテーブルは1か所のみ。実にシンプル。

 

到着のお客さんが入ってきています。

写真の順番が逆になってしまっていますが、ターミナルの玄関から入って右手が到着フロア、左手が出発フロア。建物の右手側の様子です。

到着客は、スポット(駐機場)からテクテク歩いて、ターミナルの裏手側の入り口から入ってきます。

入ってきたら、いきなり一般区域。写真右側はサービスカウンタ。

 

ターンテーブルがあるところから、建物入って左手側を見たところ。

シンプルな航空会社のカウンタと、その奥が保安検査所と出発エリアの制限区域。

 

先の写真と逆に航空会社のカウンタと到着エリアを見た様子。

一般区域はこんな感じです。

 

制限区域の待合所の様子。

このときは、ナローボディのLCCが2機同時に出発を待っていたのですが、それだけでもうお客さんがいっぱい。

 

待合所の隅から見た風景。

こんなものです。

 

搭乗口は2か所。

 

制限区域内にしかお店はありません。

お土産を売っているのはこのお店のみ。

 

同じお店です。

 

飲食ができるお店(カウンタ)もこんな感じ。

 

軽食を採りました…だけど、結構なボリュームがあります(笑)

飲み物と、食べるものはこんな感じですが、結構おいしい!!

 

先ほどのバーカウンターのお店の奥にもこんな感じのスペースがあります。

まあ、飛行機2機ならぎりぎりみんな座れるくらいのスペース。

小ぢんまりした空港です。

 

搭乗時間になりましたので、搭乗口からターミナルを出ます。

駐機場までテクテク歩いていきましょう。

 

この時は2機が駐機していました。その1機。

 

で、もう1機。

到着したときは、こんな駐機場からターミナルまでテクテク歩いていくわけです。

 

最後になってしまいましたが、こちらが到着したときのターミナルの入り口。

ターミナルから駐機場に行くだけで日焼けしてしまう。喉も乾く!!本当に暑い。

 

ということで、すご~くシンプルなご紹介になりましたが、有名な『ウルル=カタ・ジュタ国立公園』の玄関口『エアーズ・ロック空港(コネラン空港)』でした。

 

2019年10月26日からの一般登山が禁止される『ウルル(エアーズ・ロック)』。それまでに一度は登っておきたい!という人も居るかもしれません(ちなみに「ウルル(エアーズ・ロック)に登りたい!」という観光客は圧倒的に日本人が多いそうです(現地ガイドさん談)。日本人はよほど山登り好きですね(笑))。

ウルルに登らなくても十二分に一見の価値がある『ウルル=カタ・ジュタ国立公園』。この空港に訪れる機会がある人も多いでしょう。

 

最後におまけ!

夕日と朝日に照らされた『ウルル(エアーズ・ロック)』の様子です。

 

夕刻の姿。

 

朝日に照らされる姿。左手に小さく『カタ・ジュタ』(『風の谷』がある場所)も見えていました。