久しぶりの海外の空港ご紹介!

今回の移動の主な目的地は世界最大の都市『重慶』ですが、『上海』を経由しての旅でした。

ということで『上海浦東(シャンハイプードン)空港』には、日本からの入り(国際線到着)、重慶からの入り(国内線到着)、そして上海から日本へ(国際線出発)の都合3回立ち寄ったことになりましたので、その順にまたもや散文的にご紹介。

 

では、『上海浦東国際空港』で遊んでみましょう!!

 

その前に…。

世界的な大都市『上海』には『浦東(ほとう、プードン)空港』と『虹橋(にじばし、こうきょう、ホンチャオ)空港』の2つの国際空港があります。

上海市街の東方(車で高速を使って順調なら1時間くらい)にある『浦東空港』が1999年に開港してからは上海市街西側にある『虹橋空港』は基本的に国内線専用となっていますが、『虹橋空港』へは日本の羽田からや韓国の金浦からも就航しています。地理的には『虹橋空港』の方が中心地に近くて便利。

 

それから、航空需要の急激な増加によって、上海の空港は超過密!!

乗客が乗り込んでからスポットや誘導路で1時間以上待たされるのは当たり前!!

狭い飛行機の中で出発まで2時間近く待機させられても乗客は平気??

旅行の計画などを立てる場合は、十二分に時間の余裕をもって出かけましょう!

 

では、上海に向けて出発!!!

 

福岡から上海浦東空港へは『中国東方航空』を利用。福岡―上海は距離的にはほぼ福岡ー東京と同じなので、フライト時間も1時間40分~50分とほぼ同じ。国内線の感覚で行き来ができます。

本当に近い!

中国東方航空の使用機材は古いA-320でした。窮屈な感じは致し方ないとしても、シートのリクライニングがバカになっていて元の位置に戻らなかったり、テーブルも微妙に斜めになっていて飲み物が滑っていくし、シートカバーもほころびがアチコチ…。大丈夫か??中国東方航空??

 

とりあえず、機内サービスは上記のようなサンドウィッチとサラダなど。昼食前のちょっとした腹ごしらえになります。

エンターテイメントのサービスは特になし。ところどころ降りてこない(笑)天井のモニタでテレビ番組みたいのが流れているだけ。フライト時間は短いけれど、ちょっとした暇つぶしは持参する必要あり

 

『上海浦東国際空港』に到着!!

PBB(ボーディングブリッジ)ではなくタラップを降りました。空港が過密でPBBのスポットも足りないのでしょうね。

 

到着ロビーに向かうバスの中から見た空港の様子。

工事中は、2019年に供用開始予定の『第3ターミナル』でしょうか。世界最大のサテライトターミナルだそう。

とにかく、急な経済成長で色んなものが足りなくなっている中で、空港機能もその1つのようです。

 

『第1ターミナル』の到着ロビーから入国審査を終えて、手荷物受取りまで来たところ。

今回利用したのは上記のとおり『中国東方航空』ですが、中国東方航空は第1ターミナル発着になりますので、今回は『第1ターミナル』のご紹介です。

 

手荷物受取にデューティーフリー・ショップがある?

時間がなかったので立ち寄らなかったけど、ここで最後の買い忘れ防止なんですかね~?

 

では、いったん『上海浦東国際空港』を出て、重慶へ(時間の都合で重慶へは『虹橋空港』から移動です)。

 

で、今度は『重慶』からの中国国内線到着の様子。

『浦東空港』はとてもシンプルでわかりやすい構造になっていて、ほぼ一直線に伸びるターミナルビル(第1ターミナル)の入り口右手部分が国内線用、左手部分が国際線用に分かれています。

で、こちらは国内線用部分になります(PBB側(入り口側の逆)から見ると、ターミナルの左手部分になりますね)。

 

国内線の手荷物受取へ。

当然ながらパスポートチェックがないのでスムーズ。

 

中国では英語表記は当然として、中国語表記も漢字(簡体字ですが)なのでだいたい意味が分かってちょっと安心。「行李提取」の表記に沿って歩いていきます。

 

1階のフロアに降りて、手荷物を受け取ります。

この国内線だけでなく、国際線の手荷物受取・到着ロビーも同じフロアにあって、この写真の後ろを振り返ると…国際線側になります。

 

荷物を取ったら、出口へ。

国際線への乗り換えも、いったん到着ロビーに出て、国際線側(写真では右手側)に移動します。

 

到着ロビーに出て、右手側を見た様子。写真の奥側が国際線側になります。

今回は、すぐに乗り換えずに上海に滞在したので、国際線側には向かわずに、いったんターミナルを出ます。

 

ターミナルを出たところ。

すぐに駐車場やバス停があります。

 

もう一度高速道路から見た『上海浦東国際空港』のロケーション。

第1ターミナル(左手建物)と第2ターミナル(右手)を挟んで真ん中にステーション。

両ターミナルは一直線の構造で、空港全体がシンプルでわかりやすい作りになっているのがよくわかります。

 

では、3度目の空港。

いよいよ出発です。同じく第1ターミナル。2階が出発ロビー。写真の奥が国内線側で、手前が国際線側です。

 

第1と第2のターミナルの真ん中にあるステーションのビル。リニアモーターカーの出発駅です。奥に第2ターミナルが見えている。

 

現在(2016年11月)空港のセキュリティ・チェックが厳しくなっていて、空港の出発ロビーに入るだけで手荷物などのチェックを受ける必要があります。

時間帯によってはここのチェックでもかなり時間を要することがあるそうで、特に国際線を利用する人は、十二分に時間の余裕をもって空港に行きましょう。

今回はたまたま空いていたようで、ほぼ待ち時間なしでターミナルに入れました。

 

出発ロビーの様子。

スカーッと全体が見渡せるので便利。航空会社のカウンタを探すのに迷うことはほぼない。

 

帰りも『中国東方航空』

自動チェックイン機でチェックインします。機械の右手にある読み取り機のところにパスポートをかざすだけ。

 

言われていたよりもスムーズで時間が取れましたので、制限区域内に入る前に昼食を採ることにしました。

2階の国際線側出発ロビーにはあまりレストランなどはないみたい(ざっと見て2軒くらいしか視界に入らなかった)ですが、ターミナル内をウロウロする時間まではなかったので、ここで決定。でも、制限区域内に入ってしまうとファストフードのようなお店ばかりになります。

出発時間には気をつけて(上海は飛行機が混んでいて、フライト時間が結構変わるので要注意!)

 

食事も終えて、出国審査を受けて制限区域内へ。

 

ターミナル中央付近(国際線側では右端)には、免税店とブランドショップが集まったエリアになっています。

 

免税店も商品カテゴリごとに分かれているので、買い物もスムーズ。

 

ターミナル中央部部の様子。

 

ターミナル中央部分の国際線制限区域の端っこからターミナルの先を見た様子。

出発ゲートと並んで、雑貨屋さんや軽食コーナーが一直線・一列に並んでいるので、本当にわかりやすい。

ズーッと行って帰ってくればすべてお買い物などは終了できます。

 

中国・上海のお土産はこの並びのお土産屋さんでゲット。

 

では一直線に歩いてみます。

なお、写真右手の先に空港ラウンジがありました。面白いロケーション。

 

お土産屋さん、雑貨屋さんが並んでいます。

 

軽食、ファーストフードであれば制限区域内でも食べることは可能。

ガッツリ食べる感じではありません。

 

上海名物『上海ガニ』を売っているお店も!でも、かなり高いです。空港料金ですかね。

 

多少高級なお土産屋さんもあるので、大事な人のお土産購入を忘れたときもどうにかなります。

 

パンダグッツの専門店も!

かわいい小物なんかもついつい買ってしまう…。

 

韓国料理のファーストフードコーナーもありました。

ここら辺が、お店の列の最終部分。

では、お土産も買い込んだところで、そろそろ出発時間です!

 

恒例により、上海から福岡への便のYクラス機内食はこんな感じ。

 

で、最後にあらためて再度ご注意を!!

上海の空は大変混んでいるので、このときも出発までに優に1時間は機内で待たされました。でも、これはまだマシな方。

空港ターミナルに入るのにチェックがあって、空港内も時間帯によっては大混雑。フライト時間の変更はザラだし、さらに飛行機に乗ってから飛び立つまでの待機が半端ない!

上海は近くて便利だし、空港ターミナルも新しくて買い物などもしやすいのだけれど、くれぐれも時間の余裕は大事です。