まず、最初にお断りしておきますが、この記事は2015年11月3日の内容です。
11月初旬の佐賀のイベント…シチメンソウの紅葉見学と佐賀バルーンフェスタの様子をプチご紹介です。
10月下旬から11月上旬まで、晩秋の有明海沿岸を真っ赤に染め上げるシチメンソウは、高さは20~40cmのアカザ科の1年生草木です。満潮時に潮をかぶり干潮時には干潟になる場所で、かつ、風波や潮流が少ないところでしか生育しないそうで、塩水に耐える植物であることから「塩生植物」と呼ばれているそうです。
まるで山々の紅葉の様に色づく様は有明海の風物詩として知られ、佐賀市内の有明海沿岸、東与賀町の『干潟よか公園』でシチメンソウの群生が良く観察できるものです。(佐賀県観光情報ポータルサイトから)
2015年は、『干潟よか公園』で10月31日(土)と11月1日(日)にイベントと物販販売、10月31日(土)から11月8日(日)まではライトアップが行われる『シチメンソウまつり』が開催されました。
一番盛り上がる日ではありませんでしたが、11月3日(祝)に佐賀市にGO!
『干潟よか公園』に向かってみました!!…とはいうものの、途中「シチメンソウ」の看板は沢山あって道案内は丁寧なのですが、最後に『干潟よか公園』につながる道が狭くてわかりにくい。古いナビには表示もなくて、結構道に迷ってしまいました(同じように道に迷った車もあった)。
やっぱり出かける前に、ちゃんと場所の確認が必要かな?
ようやく着いた『干潟よか公園』
臨時駐車場が設けてあるのですが、かなりの数の車が停まっています。
物販は31日と1日だけ…という、ウェブでの情報でしたが、この日は祝日だったためか、物販の露店もそれなりに出ていました。
では、早速、公園から海岸に出てみましょう!
防波堤を越えると…見えました!!
海岸に長~く続く、真っ赤な帯!紅葉した「シチメンソウ」です。
近づいてみると、濃い赤色に染まったシチメンソウがこんな風に群生しています。
看板を見ると、国内でシチメンソウが自生しているのは有明海沿岸のみで、絶滅が危惧されている貴重な塩生植物であるとのこと。
このシチメンソウの育成を守るために、地域の方々が1年を通して手入れをしているそうです。
シチメンソウを近くで見るとこんな感じ。変わった形の植物です。
夏は緑色に、新春の頃は淡紅色にと、季節に応じて色を変化させるそうです。
なお、一定の環境が整った場所でなければ育たない塩生植物なので、持って帰って育てようとしても無理、ということです。もちろん、勝手な採取は厳禁!
有明海の日に輝くシチメンソウ。
干潟に咲いている様子です。
紅葉のように真っ赤になっています。
キレイです!沢山の人がカメラにおさめていました。
シチメンソウが群生する干潟には、色んな干潟の生き物も沢山!
分かりにくいかもしれませんが、上の写真の中にも小さなカニやトビハゼが何匹も居ます。たまにムツゴロウを見つけることもできるそう。
キレイで珍しい「シチメンソウ」を堪能した後は、この日がフェスティバル最終日!『佐賀バルーンフェスタ』の雰囲気をちょっとだけ味わって帰ることにします。
バルーンフェスタの正式名称は『佐賀インターナショナルバルーンフェスタ』
2015年は10月28日(水)から11月4日(水)までの1週間の開催期間、競技は10月30日(金)から11月3日(祝)にかけて行われました。この日は、競技の最終日。
なお、2016年はいよいよ2年に1回開催される『熱気球世界選手権大会』がここ佐賀での開催が決定され、2015年のフェスタは選手権のプレ大会としても開催されました。
ところで、競技最終日の夕方ということで、公式競技もすでに最後の「キー・グラブ・レース」が開催されている時間帯だったのですが…まだまだ車も多くてなかなか会場の近くまで行けない(汗)。
会場近くの住民の方々はさぞ渋滞に苦労されることでしょうが…長く続いているフェスタ、皆さんの熱心なご協力があるのでしょうね。
で、渋滞する道をトロトロと進んでいると…沢山の気球が見えてきました!!
メイン会場が見える場所に来ました!
駐車場がいっぱいなのと、もう時間もないので、今回は橋の上から眺めるのみ。
でも、沢山のバルーンが飛んでいて、面白い!!
反対側の景色の様子。
カラフルなバルーンが結構近くを飛んでいて、楽しい風景です。
すぐそばのスーパーの駐車場でお買い物。
市街地の近くを飛んでいる様子です。
本当にどれだけのバルーンが参加しているのでしょうか?
来年は世界選手権なので、さらに多くのバルーンが飛んでくるのでしょうね~。
ぜひ来年はじっくり時間をかけて観戦したいですね!!
なお、2016年熱気球世界選手権大会の開催は2016年10月28日(金)から11月7日(月)までの11日間(公式練習・開会式等を含む)です。
楽しみ~!!!












