FUKUOKAの玄関口といえば…とっても便利な『福岡空港』!!…ですが、福岡県でも東部地域からなら『北九州空港』も便利。
それに、市街地の中にあって午前7時から午後10時までの間にしかフライトスケジュールが組めない『福岡空港』と比べて、堂々と?24時間離発着できる『北九州空港』は、時間的な利点もあります(2015年3月のスケジュールでは、朝5:30の出発便、深夜0:45の到着便がある)。
『北九州空港』からは、東京羽田便が1日18往復就航(2015年3月スケジュール)。
さらに!!、3月29日からはFDA(フジドリームエアライン)で、『名古屋小牧空港』便が1日2往復就航!(JALとのコードシェア)
もっと便利になる『北九州空港』
今回は、『北九州空港』をご紹介します。
とはいえ、『北九州空港』は北九州市と苅田町の境にできた埋立地に立地していますので、北九州市からは南の果て。直近の陸地部分には『九州自動車道』の『苅田北九州空港インターチェンジ』があるのですが、そこからさらに海に向かって2km以上行かないといけません。
まあ、その程度の距離感は普通の空港なら当たり前ですが、超便利な『福岡空港』に慣れた身にはちょっと”おっくう”
この辺がなかなか航空会社が『福岡空港』から『北九州空港』に乗り換えない理由になっているのでしょうね。
これは空港(人工島)側から陸地を見た様子。
まっすぐ続く海の中の道をグングン行き来することになります。
埋立地の中に入ったところの様子。
ちゃんとホテルもあります(空港から歩くと結構な距離ですが)。
ということで、ターミナルビルが見えてきました!
右側が管制塔があるCAB(空港事務所)の建物でしょう。
空港の駐車場の様子。
土地が広いので平置きの駐車場。結構な面積ですが、かなりの台数が止まっています。
街中から結構遠いので車利用の人が多いのでしょうね。
約1800台分の駐車スペースがあって、24時間で520円(48時間以降24時間ごとに520円)です。
駐車場からのターミナルへの入り口の様子。
反対を向いたらターミナルの入り口です。
では、ターミナルの中に入ってみましょう!
1階の入り口のところ。1階は到着ロビーのフロアです。
入り口のインフォメーションのところになぜか「メーテル」の人形が。
音声ガイドしてくれるロボットだそうです。漫画家の松本零士さんは北九州出身です。こういうところにもさりげなく北九州らしさが演出されている。
ちょっとアゴが上がって薄汚れた感じもしますが…。
到着ロビーでの待合所の様子。
コンビニと宅急便のサービスがあります。
ロビーの空きスペースを使って、野菜の直販所もありました!
いろいろお野菜やくだものが並んでましたが…ちょっと空港値段ですかね。
東京から帰ってきて、ちょこちょこっと買い物ができて便利ですが。
2階が出発ロビー。
空港が北九州市と苅田町の境にありますので、日産の自動車がお出迎え。
工場の人にとっては、この空港は本当に便利でしょう。
反対側には小倉の『祇園太鼓』の展示が。
お土産屋さんは結構充実しています。
ロビーの北側にお店が2軒並んでいて…。
南側には、北九州の老舗のデパート『井筒屋』さんのお店と…。
向かい側にも特産品のお店。
北九州、筑豊地域は昔炭鉱でにぎわっていたこともあって、老舗のお菓子屋さんがたくさんあります。
お土産屋さんが4軒あって、北九州空港限定のお菓子もあるので、お土産の購入には困らないようです。
北九州空港からも国際線が飛んでいたのですが、現在(2015年3月)は運休中。
再開のめども立っていないようなので、両替所はお休み状態です…。
2階のカフェ。
漫画家、イラストレータのわたせせいぞうさんは北九州市ゆかりの方(小倉高校ご出身)。
わたせせぞうさんのイラストのカフェがありました!!
さすが、才人を排出している”北九州”!
いいですね~こんな感じの空港。
で、わたせせいぞうさんのイラストのカフェで一服。
2階の制限区域内の様子はこんな感じ(出発便が出た直後なのでお客さんガラガラです…誤解の無いように)。
3階はリラクゼーションのフロア。
食事ができるお店は3軒です。
ラーメン屋さんと蕎麦屋さん、そしていろんな食事(定食など)があるお店です…写真撮るの忘れた…(汗)。
で、定食が食べれるお店で頼んだのは…『糠味噌定食』!!!
北九州の名物の1つ!!
焼うどんや焼カレーよりも伝統がある!!!!
いや~これって大好きなんですよね~。北九州以外で食べることができるところがないのかな~???
煮つけのサバを糠味噌(お漬物とかをつけるもんです)で味付けしたもの。
いや~北九州の定食屋さんにはたいていあるメニューと思うのですが、これがうまい!!
北九種空港3階の定食屋さんの『糠味噌(こういうと、サバ料理の代名詞…と思います)』も結構おいしい!!
で、お腹も落ち着いたので、飛行機を見に行きましょ~!!!
展望デッキの様子。
福岡空港(の国際線)も一緒ですが、これはもっと解放感がほしかった!
窓越し、金網越しに飛行機を見るのはちょっと残念!
北九州空港名物の”足湯”!!
1回100円であったか~く飛行機を見ることができます。
では、飛行機を見てみましょう!!
2015年3月現在、運航しているのはJALとスターフライヤー(ANAコードシェア)の羽田便のみ(29日からはFDA名古屋便も。ほかに貨物専用機も飛んでいる)で、いずれもナローボディー機(通路が1つのみの小型機)での運用ですので、普段見れる機種は限られています。
上の写真はJALが運用するボーイング737(-800(ダッシュ800))。
ウィングレット(翼端がキュッと立っている形)と横にひしゃげたエンジンの形が特徴的。
こちらはスターフライヤーが運用するエアバス社のA320。
737と比べて全体的に丸っこいデザイン。
どちらも、とてもよく似た外観とスペックなので、1機ずつ見てもどちらがどちらなのかすぐにわからないくらい。
でも、こうして並んでいるのをマジマジと見ると、違いがよくわかります(それでも似てるけど)。
羽田空港とかだと、広すぎるし会社ごとにターミナルも分かれているし、福岡空港だとあまりにも飛行機がごちゃごちゃしていて、他社の機体を間近に比較して見るチャンスもあまりないと思いますが、ここなら並べて観察ができる。
この辺は楽しいかも。
29日以降は、エンブラエル社のERJ170/175も見ることができますね!!
空港まではちょっと遠いし、ターミナルもコンパクトな『北九州空港』ですが、福岡空港が満員状態な中、施設はそこそこ整っている空港ですので、さらなる発展を期待したいところです。
国際線も復活するといいですね!


























