中村俊輔、稲本、小野といった30を過ぎた人気選手が海外から帰国して注目を集めている。
本人たちには様々な理由があっての移籍だろうが、その決断の恩恵は大きい。

まず、集客面でのメリットがかなり大きい。
それぞれもともと人気はあるチームだが、普段あまり見ない人たちの興味が出てくるだろうし、アウェイに出た時の集客力は格段に上がるのではないか。
またTV視聴率やグッズ売上も向上することもチームには大きい。

第二には代表招集が容易になること。特にこのW杯前のタイミングで岡田は喜んでいるのでは。

最後に、これが最も期待することだが、彼等が居ることで日本のサッカーレベルの将来的な底上げができるのではないかということだ。
チームメイトだけでなく、対戦相手にも、今まで国内にはなかった技術だったり強さだったりを体感出来る。
何よりもそのプレーを子供達が見て育てることが出来るというのが本当に大きいと感じる。

その成長のサイクルを今後も続けていくことで、少しずつでも日本のサッカーが進歩していくと期待したい。


ワールドカップイヤーのシーズンがいよいよ始まった。
今シーズンは特に鹿島の四連覇をどこが止めることができるのかに注目したい。
その有力候補同士が開幕戦から激突した。

ピクシー3年目、充実の補強も実現した名古屋は今年こそ悲願のリーグ制覇を目指す。
昨年のダビィの補強は案の定チームにマッチしなかったが、ケネディを獲得してからは戦術も安定、天皇杯では決勝まで進んだ。
そのチームのベースを、闘莉王と金崎の加入で今年は崩すことなく補強した。

その名古屋を元日にねじ伏せたガンバは目立った補強なし。西野監督が9年目と異例の長期政権であり、各ポジション優秀な選手が集まっているため下手な補強をするよりはいいと考えたのか。

元日の決勝では力の差が如実に出ていたが今節は名古屋の新戦力が見事にその差を埋めた。
金崎は2点にからみ、闘莉王は抜群の安定感で要所をしめた。総合的にはまだまだガンバが上だったと思うが2-1で接戦をモノにし、今年はいけるとサポーターに期待感を抱かせたのではないか。

特に金崎の加入はブルザノビッチとの使い分けでここぞという時のアクセントになることがわかり、幅がかなり広がった。

また3-3-4にも注目したい。
ケネディと玉田を最大限に活かしうるシステムだが、心臓部が薄くなる。
いかにして中盤をフォローするか、闘莉王が出るのか中に絞らすのか、難しいと思うが頑張って挑戦してほしい。