ときめきメモリアル4ss 7 響野里澄 | (情報系)工業高校生の日常

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先生の次回作にご期待下さい

 一年と四カ月ぶりに見た都子は明らかに以前よりやつれていた。
「お前、どうしていきなり消えたんだよ!?」
高校卒業後、都子は突然姿を消した。同じ大学に行ってる鳴瀬さんに聞いてみた。しかしそれはすでに休学届が受理された後だった。
「うん、ちょっとね 釧路に居たの」
「釧路って、北海道の?」
「うん」
「バカ!」
「えっ?」
「どれだけ心配したと思ってんだよ!」
「あっ、その」
「おじさんもおばさんもたまに来る電話だけって言ってたし すごく心配してたんだぞ!」
「ごめん」
思わず大声を出してしまった。
「んん…遼クン?」
「あ、里澄 ごめん起こしちゃった?」
「うん、下ろして」
俺は里澄を下ろしもう一度都子に向かった
「どうして急にいなくなったりしたんだよ」
「……だからよ」
「え?」
都子が震えながら何か言った
「あたしはあんたと響野さんが一緒に居るのが嫌だったの!」
「え?」
「あたしね、あんたの事が好きだったの 小さい頃からずっと、好きで好きでしょうがなかったの!」
「都子…」
「だからあたし、あんたと同じ高校入って、けどあんたが幸せでいてほしいと思って、あんたが仲良くしたい女の子の電話番号教えて、あたしなんかよりずっといい子が見つかると思ってあんたのデートの誘い断って…」そこからは泣きながらだった
「大倉さん…」
「でも、でもあたしやっぱりあんたの事が好きで、でもその時にはもうあんたは響野さんと仲良くしてて…だからもうあんたのいないところに行ったの あんたが心配してくれてるのは聞いてた、だけどそれが一番つらかった だってあんたが心配してるのは大倉都子っていう女の子じゃなくて幼馴染みの都子なんだもの…だからあたし…」
「ごめんな都子、気づいてやれなくて」
「ううん、いいのあたしが勝手にやったことだから」
「大倉さん、ごめんなさい」
「やだ、なんで響野さんが謝るのよ」
都子は無理に笑った。そして深呼吸をして涙をふき俺に言った
「けじめ、つけてもいいかな?」
「もちろん」
「遼、あたしはあなたが好きです」
「ごめん都子」
「いいの、あ~あもっと早く言っとくべきだったかな?」
そういうと都子は里澄に向かい
「響野さん、遼をお願いします」
「はい」
「遼、響野さん泣かせたら許さないよ」
「うん…」
「それじゃあ、あたしは帰るね バイバイ」
「じゃあ」
「さよなら」
そう言って都子は自分の家に向かっていった。
里澄は都子が見えなくなったのを確認するとまた俺の背中に寄りかかった
「でもよかった」里澄が背負われながら言った
「何が?」
「遼君が大倉さんになびかなくて」
「それはないよ」
「でも大倉さん、必死だったから」
「絶対ない」
「じゃあ、証明して?」
「えっ?」
「ん…」里澄が顔を近づける
「わかったよ」
街頭に照らされた俺たちの影は一つになった。

終わり

あとがき的な
響野里澄ssお付き合いいただきましてありがとうございます。
この話、何故か三話が異常にアクセス数が伸びまして、小説ランキングで1100位台を記録することができました。
こんどは最近やっと買ったメモオフ2ndの話でもかこっかな?
ちなみに今の段階でクリアしたのは 静流バッドエンド、つばめグッドエンド、巴グッドエンドです。
特に巴がお気に入りですね~。
前作Memories offは主人公の彼女が死んでいたのに対し今回は水樹奈々が演じるほたるちゃん(主人公の現彼女)がガッツリご存命なもんでほたる以外のヒロイン場合ほたるをふらなきゃいけないのがつらいところです。
今のところ一回ももらえてないけどだれか感想をくれ~。