酔狂の詩(うた) -27ページ目

「そこでよう見といてくれや」

もう触れることも出来んのやな

姿を見ることも 声を聴くことも出来んのやな

せやけど、傍に居てるんやろ?


近くて遠いとこに居てるんやんな


そこでよう見といてくれや

ワシ、精一杯生きるよってにな


そこでよう見といてくれや

ワシ、いつか越えたるよってにな


もっかい 酒飲みながら大ゲンカしたかったのう

もっかい 本気でぶつかりあいたかったのう


しゃあないのう そこで待っとけや


そこでよう見といてくれや

ワシ、思い切り生きるよってにな


そこでよう見といてくれや

ワシ、せえらい登ったるよってにな


よう見といてくれ


ワシがそっち行くのん、気長に待っとれ

何年か何十年か知らんけどな


会うたらまた酒飲もや


それまで待っとれ