麒麟¶゚ -5ページ目

麒麟¶゚

まったり更新。












レンのいなくなった部屋で、
ぼんやりと天井を眺める。





もうこれで、
本当に終わりだ。







レンはもう
ここには来ない。







そう思うと、
よけいに悲しくなって、
目を閉じた。








それと同時に、
雫が流れ落ちる。





王子は泣かないんだ。

子供みたいなことを思い、
必死に涙を拭うが、

後から後から流れてくる。









ガチャ








玄関が開く音がして、
そっちの方を見る。











「レ…………ン……………」



そこには、レンがいた。





なぜここにいるのか、
理解できない。








「幸せになりにきたよ。」







なにいってるんだ…。



俺は、みっともなく泣いた。





レンが俺を好きになってくれた。
それが、嬉しくてたまらなかった。






俺様は王子だ。


好きなやつが苦しんでるから
助けるのは当然だ。


ただそれだけだった。




でも今は……





俺様は、
こいつを幸せにする。









end