今回楽しみにしていた野沢温泉のライダーハウスがダメだった…

悲しい…

明日は大丈夫らしいけど、温泉には連泊するつもりで来てたから、
悩んで悩んで、同じ値段の民宿に連泊予約した。

ああ、もしかして昨日電話しておけば良かったのかなぁ。

第2弾は旅人とのご縁が薄い(泣)
頑張って走ったビーナスライン。

小一時間頑張ったのがまさかの逆走だったとしても、
何の後悔もない。

逆から見るアルプスも、ビーナスラインも素晴らしかった。
逆走がこんなに良いことだとは…。

最初の峠で逆走していた為振り出しに戻る。

そこからも道を間違えたり、崖崩れで通行止めの逆戻り回り道だったりのオンパレードだったけど、
目当てのソフトクリームを富士山見ながら足湯に浸かって食べれたり、よいよい。

お陰で目標の半分も進めず、目星をつけてたキャンプ場どころかその市にまでたどり着けなかったけどいいの。

コンビニ惣菜だけどいいの。

箸をつけてもらうの忘れて手掴みだけどいいの。

急きょ取ったホテルが、清掃甘くてもいいの…。
まさかのビーナスライン逆走。

蓼科に行きたいのに逆に来てる…

でも富士山の山頂も北アルプスも中央アルプスも御嶽山も見れたから良いか…

今は真っ白だけど…



さて、再度ビーナスライン戻って蓼科へ行こう…
日本の古い建物を紹介する本に載っていた宿場町に行くのが、今回の目標だった。

何しろ時代小説好きで、今回の旅のお供は「素浪人榊半四郎百鬼夜行」シリーズですから。


静岡県の奈良井塾から、妻籠宿、岐阜県の馬籠宿まで。

全制覇!

それぞれに趣が違うので面白い。

奈良井塾は一番規模が大きくて、出梁造りの纏まった町並み。

妻籠宿が一番江戸の風情があるような気がする。木賃宿が見れるなんて感激。

馬籠宿は坂の宿場。標高も高い。
瓦屋根になまこ壁で少し敷居が高いイメージ。


回っている間ずっと雨だったのは、日頃の行いかなにか?
そんで、焼きたて煎餅がどこでもあるのよね。
いや、さっきも食べたから我慢なんだけど、何この引力。


宿場町も魅力的なんだけど、巡りながら出会った山々が、美しくて美しくて…。
極寒ではあったけど、刻々と表情を変えて、立ち上るような雲を携えている険しい神々しさが素晴らしかった。

長野に入ったとき泣けて泣けて仕方なかったのはきっとこの山のせい。