中尾の湯

とにかく大きくて広い。
浴場も解放感がある。
 
ここもあつ湯とぬる湯が別れてて、あつ湯は湯船から溢れた湯が足に触るだけで飛び上がるようだったけど、
ぬる湯は何とも適温。
朝にちょうどいいやさしいお湯。
木の湯槽だから余計にまろやかに感じる。
僅かに青みがかってる透明泉。
ぬる湯は加水してるからかあまり湯の花はなかったけど、あつ湯の浴槽の下にはたんまり白い湯の花が沈んでた。
 
秋葉の湯
洋風な佇まい。
脱衣所と浴槽が別れてて、中も少し現代的。
 
温度も実に良い塩梅だった。
朝一番が良いのかな。
透明だけど、少しだけ白っぽい。
湯の花は大きいのがフヨフヨしてた。
浸かってると、暖かいのにどこかスッと冷めるような浴感で、上がると汗ダラダラ。
 
川原湯
大湯のほど近く、町湯の典型的な建物。
 
お湯は深い緑色。
掛け湯では適温に思われたけど、浸かってみるとかなり熱い。
刺すような刺激が強くて、湯の中で動けない。
カーっと熱くなったので、上がって掛け湯。
掛け湯だとほんとに適温なんだ、不思議。
 
 
たぶんこれで、すべての町湯に行ったかな。
全て入ることはさすがにできなかったけど、今回のレポート見ながら次に来たときに選別してゆっくり入ろうと思います。
 
いい湯でした!!

新田の湯

こちらの建物はまたちょっと趣が違う。
そして脱衣所が仕切られてる。
先客さんがいたので浴場の写真はなし。
 
ここも透明泉。湯の花は白いのと緑っぽいのがふわふわしてる。
熱くても人が居るから加水出来ないかなーと思ってたけど、案外いける湯温。
熱めではあるけど、浸かったときの刺激はピリピリと心地よく、肌が少し締め付けられてるみたいな浴感。
すごく気持ちよくてとっぷり浸かってたけどさすがに疲れたみたい。
グワングワンしてきたから上がった。
 
そもそも日に二度から始めなきゃならない入浴を、すでに10箇所近く回ってるから完全にオーバー。
体がぐったり湯疲れしてたから、今日の温泉巡りはここまでにしておく。
 
明日は出発だから、朝に一番遠いけど一番大きいという中尾の湯へ行ってみよう。
 
近所の商店の惣菜が昨日気になっていたから、今日は購入してみた。
鯵の塩焼きうめえ!!
後はおビール飲んでバタンキューだわ。
 
つか、すごい土砂降りになってる…。
まあ、明日出発後の予定はオイル交換したいって位だからさっさと寝るとこ決めてこの雨乗りきろう。

大湯

 

野沢温泉を象徴する町湯。
素晴らしい外観。
中も素晴らしく風情がある。
 
あつ湯とぬる湯に別れているが、ゆる湯ですら加水しないと入れないほど熱かった。
熱いせいかお湯の特徴かこちらもビリビリと刺激的。
鶯色の澄んだお湯でまたまた茹で玉子みたいないい匂い。
全身浸かってしまえば痺れるのは手足などの先端だけで気持ちが良かった。
 
昨日から思ってたけど、どこの町湯でも、お湯から上がると体の芯は熱いのに、肌は火照ってない不思議な浴感だなぁ。私だけかしら。
 
滝の湯
 
見つけにくく坂の上にあるため、発見できたときには思わず感嘆の声をあげてしまった。
 
緑がかった濁り湯。黒い湯の花がたくさん舞ってた。
残念だったのは水が大量に出されてて非常にぬるかった。
なかなか暖まらないからしばらく浸かってから諦めて服を着たが、じわじわと汗が出てきて、温くても効能を感じられてびっくり。
 
麻釜の湯
 
こちらはうってかわって激熱。
最大に水を出してもぬるまらない。
しばらく掛け湯をして慣らして、頑張って入るとこれまた案外浸かっていられる不思議。
錆がかったような透明泉で、湯の花は白っぽいような緑っぽいような…
すこしヌルツルに感じた。
調子に乗って浸かってたら猛烈にのぼせる。
 
真湯
 
道に迷ってたら地元のおじさんがこっちこっちって教えてくれた。ほんとにみんな親切。
 
まだのぼせてたから足だけ掛け湯をしてみたが、やっぱり猛烈に熱い。
気温などによって色が変わる模様。
今日は白濁して硫黄泉!という感じ。
湯の花も真っ黒。
 
上寺の湯
 
やっぱり熱いけど、慣れたからか頑張ったら入れた。
ビリビリ来るのは浸かってからも止まらなかった。
透明なんだけど、成分が濃いのかお湯の中が歪んで見える。
のぼせぎみだったので、長く浸かってられなかった(泣)
 
熊の手洗湯
 
町湯の佇まいが分かるようになってきた。
 
ここもあつ湯とぬる湯があったけど、きっとまたお熱いんでしょう?
と掛け湯してみたら少し熱めなくらい。
浸かってみた感じ、これまでで一番気持ち良い温度だった。
まだのぼせがちではあったけど、これまでで一番長く入れた。
ここも透明で、中が歪んで見える。細かな白い湯の花が僅かに舞ってた。
 
横落の湯
ここはまた一風変わった趣。
ちょっと現代風。
 
脱衣所が浴場と別れている珍しいスタイルで、湯船も丸くてこれまた現代風。
結構湯疲れしてたから入るか迷って足に掛け湯してみたら激熱だった為入浴は辞めた。
設備的には一番入りやすいのかも。
お湯は透明で、相変わらずビリビリ来るあちあち湯。
 
 
村のばあちゃんがたは夕方から入りに来るらしく、ほぼ貸切。
後から観光客のかたが来ることはあれど、大抵は誰もいない新鮮な(それゆえ熱い)お湯をいただけました。
体から立ち上る硫黄の香りは、町湯ミックスの野沢の香り。
 
さすがに疲れてちょっと眠くなっちゃったから、一旦一休み。
宿に戻ってお昼寝して、夕方からまた温泉入ろうっと。
 

十王堂の湯

 

 

激熱。ビリビリと刺激的だったけど、地元の方の手引きで温くなってる水際に入れてもらう。
やっぱりビリビリだけど全身入ると不思議と刺激が和らいで気持ちがいい。
目をつぶって堪能できるくらいの気持ちよさ。
ほんの少し青白く濁ってて黒い湯の花が舞ってた。茹で玉子みたいないいにおい。
ただ、耳が少し遠くなるくらいのぼせた。
脱衣徐は浴場と繋がってて、ほんとに町湯という感じ。
 
松葉の湯
 
まずは立派な建物にびっくり。
ここは脱衣場と浴場は別れていた。
十王堂の湯より白く濁ってる。
激熱なんだけど、ビリビリは来ない。
表面張力がおかしくなってるみたいにかけ流しの湯が盛り上がってるように見えた。
すぐにのぼせてしまったから湯から上がったら、お湯にさわってた部分が真っ赤になってた。
 
今日は参拝ばかりしていた。

朝一に行った小諸城内にある懐古神社に始まり鹿島神社、海野宿の白鳥神社、その宮司さんに聞いた山家神社、生島足島神社、善光寺。

御朱印帳がえらいことに…

神仏一体の日本らしい御朱印帳になったと思われる。


毎日の日課と化している迷子もこなして、
迷子のおまけである素晴らしい景色なんて見たりして、
無事に野沢温泉到着。

今日から二日間泊まって明日は無料(心付はあった方が良い)の町湯を巡る。

その前に今日の疲れを癒すため、2つ回ってみたけど、お湯すごくいい。

お湯だけじゃない。

街も人も、全部いい。

はあー、明日が楽しみ!

ゆっくり起きて、野沢温泉巡りに勤しもうっと!