ヤバイ。

記憶はどんどん薄れるのにGW北陸旅の記事が書けない。

たくさんの写真もエピソードも溢れるからこそどっから手をつけたら良いものかと悩ましくて、
結局後まわしになっちまう。
(面白いポンコツコネタが山盛りすぎ!)

そうこうしてる内に鮮度が落ちちゃって書けなくなった記事もあると言うのに。

一人旅じゃ無かったからこそ残したいのに。

やっぱり多少無理してでもその都度残さないと駄目なんだなぁ。

みつお。


なーんて、晴天の日曜に身動きとれなくなっていましたが、今日、七夕なんだよね。

七夕って、亡き父の誕生日なんだよね。

何だかソワソワして、実家の祭壇へ拝みに行ったんだけど、
何かがこうなってあーなって、導かれるようにお墓に拝みにいくことになった。

まさに導かれるように、手を合わせた。

ああ、こう言うことなのかなぁ。

「ご先祖様がー…」と言う占いやまじないは全く実感してなかったけど、
何となく来てほしかったのだなあーと、詰まってた喉が通った。

父はクリスチャンだし、割りと行事毎にきちんとお墓参りをしているつもりだったけど、
今来てほしかったのかな。

手を合わせたかった方のお墓にも行くことが出来た。


なんか分かんねっけど、心の引っ掛かりがなくなった気がする。
良いこと三昧。

アクセル全開の国道も、路地を抜ける町道も、タイミング抜群でスムーズ。

頭上は晴天なのに、お山に掛かる分厚い雲が眩しさを和らげて走りやすい。

立ち寄った産直に生キクラゲ発見。
年に数回の贅沢品。

目標の温泉は目測より30km程近く、込み合う噂はどこ吹く風。

風呂上がりにはたくさんの猫。

しかも尻尾を立てて鳴きながら駆け寄ってくる。



声の高い子、低くて小さい子、近寄っても気にも止めずにじっと座って触られる子、遠巻きに様子を見てる慎重な子。

お互い距離をとったりすり寄ったり。

柔らかくて暖かいな。気持ちいいかい?

猫ちゃんに話しかけながらケータイでラーメン屋を探してたけど、いつまでも決められなかったから走りながら見つけることにした。

もう行くから、バイクから離れないと危ないよ。
毛並み的にみんな野良みたいだけど、懐こくて、可愛がられてるのが分かってほっこり。

懐こい子達がみんな立派なキャン玉だったのもほっこり。
おけけびっしりでマリモかな。尻尾ぴんぴんだから丸見え。


姫神山の東に続く稜線に並ぶ風車が、暮れる準備をし出した太陽に照らさせて、白く浮き立ってる。

道の奥にちらっと見えた古民家の縁側でお山を眺めている2人の人影が見えて、
通りすぎる一瞬だけなのに、
今豊かな日々を過ごしているんだと感じられた。


いつか行ってみたいと思っていたラーメン屋を思い出して行ってみた。

背油チャッチャ豚骨醤油。

脂が甘くてスープ飲み干してもお腹一杯でももっと食べたくなる好みのラーメン。


通りがかった古本屋で、宮部みゆきの時代小説を発見。

彼女の時代小説は全部持ってると思ってたけど、まだあった。

なんと言う幸運。



このところ冴えない気持ちで過ごしていたから、今日の度重なる幸運はきっと倍返しで戻ってきた分に違いない。

宮古市から盛岡市までを繋ぐ106号線。大好き。

 

仕事の関係で月1回は通っているから、季節の移り変わりが良く分かる。

 

今日は一人だったのでバイクで行ってみた。

 

 

眼前から聳え立つ山のドレープ、

日差しに馴染んで蒸せ返る木々に眩暈を覚える。

 

鼻先を擽る芳香の中、刺すように太陽を反射する川面がキラキラ。

 

深い木漏れ日。

 

夏の予感がここまで来てる。

 

全てが最盛へ向かっているのに、どこか取り残されたような喪失感。

 

何かを何処かに置き忘れてきている気がする。

 

 

 

ああ、相棒、まだまだ不安定でごめんね。

 

一体何時になったら、自分一人の足で立てるのかなぁ。

ゴールデンウィーク旅の後日談。

我が家にてお互いの写真交換もかねて飲み会。

同じ時間を過ごしたのに違う視点からの写真が面白くて新鮮で、
スライドショーで流しながらうまい酒を飲んだ。

それでも飽きたらず、仕舞いにはこれまでの過去10年間で行ったツーリング写真まで掘り返してスライドショー。

多目に買った酒もいつの間にか無くなってる。


何だか思うんだけど、
ほんとに馬が合うってこう言うことなんだろうねぇ。
(と言うか、優しい目で見てくれてるだけかも)

でも彼女も結婚が決まったことだし、こんな風に気軽に遊ぶことはできなくなるのかもと思うと、
寂しさでいっぱい。

馬が合うと再認識しただけに。
あー、めんどくさい。

あれもこれもやらなきゃね。
でもあれもこれもめんどくさい。

そんな時ってあるよね。

何にも手につかないのに、
たくさんのタスクがある時。

タスク溜まってるのに息をすることすらめんどくさい。


寝てたい。


何もかも忘れて寝てたい。無意識になりたい。


でも眠る事すら自力でできなくてそれもめんどくさい。

そして明日の私も多分めんどくさくてあれこれ手につかないから、
先伸ばしにも出来ない。



だからさ、結局誤魔化しながら一つづつやるしかないよね。



と言う、不安定なシーズン到来。