鬼のような峠。
過去最難関だったかも…
七曲りはオススメしないとあったので、安易に別の道を選んだのを後悔。
七曲りのほうがよくない?
だって7曲がればいいんでしょ?
いつまでこのヘアピンコーナー続くの…?
道は狭くデコボコ、ひび割れ、そこから雑草、針葉樹の落ち葉が降り積もる。
何ならもう一速ですよ。
しかも結構対向車が来る恐怖。
私頑張った。
半分閉じた頭で頑張った。
半分閉じてると分かってたからナビ使ったけど、グーグル先生、そんな道何故選んだ。
そして何故よく確認せずそこを選んだ私。
でも、一面満開のそば畑や実り実ったりんご畑、そして金色の稲から芳しい金風。
むき出しの白い岩肌が雄々しい山々。
余裕なくて写真は撮れなかったけど、目を覚ますような美しい景色の数々。
プラマイゼロになったかな。
何とかかんとか初めの目標地点へ到達。


でも太陽と大地を結ぶ神社との説明書き(前回はなかったのか祈願に夢中で読んでなかったのかも)に何だか涙が出た。
参拝出来てよかった。
自分の中でけじめつけれた。
もしかしたらこのための長野だったのか。
全然眠れなかった…
寝不足な上あんなに疲れてたのに。
もう少しもう少しって横になってたけど、具合悪くなってくだけだったからもう起きることにした。
定番のみそ汁ソーメン食べてるうち曇りが晴れて朝日ピカー!!
あれ、おかしい。
朝日の直撃を避けるために方角確認してたはずなのに、
明後日の方向から登ってるんですが…
まあいい。
そんで散らかしまくったから撤収が事だ。
そんで何でこんなに荷物が膨張してるの…?
バックパックもうはち切れそう。
そういうの、とても困る。
温泉に行く余裕がなかったから、
キャンプ場にあるコインシャワーを使った。
最高だった。
汗かいて水で流すの最高にスッキリする。
その綺麗になった肌に、まず雨で泥まみれになったサンダルを履き、
虫除けスプレーを振る。
汚れで上書き。
ふと、ブランキージェットシティの
衰えゆくその肌に厚化粧施しー
の歌詞を思い出したけど、逆だわな。
キャンプ旅って、美容の大敵なんだな。
だけど心の美容に最適だからやはり止めるわけに行かない。






