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無題

そういえば以前、

弟から「不気味の谷」なるものについて教えられたんだが、

おそらくこれは、




オナニーで後悔した事がない者には理解できないもの。




という結論に、最近達した。

じゃ。

無題

手品って面白いよね。

小学生の頃からマジック大好き。

マジックとオカルトって、ちょっと似ている。

マジックを上手にやる人間って、まるで魔法使いのようだ。

「これ、ガチで超能力者なんじゃねぇ?」と思わせるようなマジシャンがいたなら、

それはもうれっきとしたオカルト。

むしろ、

そういう人達がオカルトというカルチャーを作ってきたんだろう。



そんなわけで、

小さな頃からマジック大好きな僕は、

自分の中で鉄板のカードマジックやら、その他ほんの少しの粗末なマジックネタを持っている。



いまだに、一年に数個程度のネタを覚えるくらいのちんたらとしたスピードで、少しずつ引き出しを増やしています。

マジックを見ている時とか覚えようとしている時って、まるで子どもの頃のように夢中になれるんだよね。

音楽だと「驚かせたい!」とか「褒められたい!」という意欲がまったくわかないけど、

マジックだとそういう心理が働く。

「反応に期待する」っていう感覚が、マジックにはあるんです。




で、最近ちょっと思ったんだけど、

物事を打算的に天秤にかけるとね、

やっぱり僕の場合、マジックよりも音楽の方が好きなんですよ。

「マジックと音楽、どっちをやるか選べ」と言われたら、迷う余地もなく「音楽」って答えるんだけど、不思議と「誰々のライブを観に行きたい!」と思ったことってこれまでの人生で一度もないのです。

僕が今までの人生で唯一行った大きなライブは、

ディルアンなんたらのライブだけだ。

しかもこれだって、

「チケット無料で特等席のVIP待遇。楽屋でメンバーに会える」っつー条件つきで誘われて、ようやく重い腰を上げた始末。そんで、結局寝坊して楽屋に行く時間なかったっつーオチつき。そん代わり、メンバーのおかーさんとめっちゃしゃべったけど。



ガキの頃からマイケルジャクソンが好きだったから、中学生か高校生くらいの時かな、両親が誕生日プレゼントだかクリスマスプレゼントで、マイケルジャクソンのライブチケットを買ってくれるとか言ってくれたんですよ。ちょうど、マイケルが来日公演するってんで。

でも、別にライブとか興味ない俺は、「いや、東京とか行くのめんどくせぇからいらない」と。

代わりにマイケルジャクソンのベスト的なアルバム買ってもらいました。それで十分なのです。

マイケルは、おそらくこれからも僕の中では最高のミュージシャンで、最強のエンターテイナーです。これを超えるものはきっと現れない。そのライブに行くのめんどくせぇっつーんだから、これ、よほどライブに興味ねぇよね。



去年か一昨年もマキシマムザホルモンのライブへのお誘いがあったり、奥田民生のライブへのお誘いがあったりしたけど、一向に重い腰が上がらないわけです。そりゃそうだよ。ホルモンも奥田民生も嫌いじゃないけど、わざわざライブ行きたいと思わないわけ。マイケルのライブに行こうとしないんだから、これもう誰かのライブに足を運ぶなんてないでしょ。

あ、そうそう、そういえば以前、スリップノットのジョーイと、清春の店で会ったことがある。

それでもテンション上がらないくらい、ミュージシャンに興味ない。




ところが、

「Drレオンが近所にくるよ。行く?」と、もし言われたら、俺、嬉々として行っちゃうよ。

「メタリカが来日するよ!」って言われても、「家から半径50m以内の距離なら行くわ」と答えるこの僕が、Drレオンだったら「電車に一時間くらい揺られてもいいか」ってな気持ちになるわけ!

観る分には、絶対音楽よりマジックの方が楽しい。

そういう気持ちがあるから、こうなんだろう。

自分の価値観が、たまにわからなくなる。



以前、知り合いのバーにマジシャンのおっさんが来店していて、

マジックを見せてもらったことがある。

プロのマジックってすごい。

常識とか現実とかを覆すような“手品”こそ、至高のドッキリだ。

俺もそういう喜びとか驚きを人に与えられるようになりたいけど、

音楽でそういう喜びを人に与えるのは難しい。

マジックにはマジックなりの感動があって、

きっとそれは音楽にはないものだ。

その逆もしかり。

自分で音楽をやっているから、ないものをねだっているだけなのかもしれない。

種がわかっちゃったら、きっとつまんないものね。

それは音楽も一緒だし、料理だって同じ。



マジックを観て「すげー!」って思える感性は、まだ自分が童心を忘れていない証だ。

言い方を換えれば、

まだ自分に残されている唯一の童心。

今や、音楽を聴いて感動することがほとんどなくなってしまった。

でも、

マジックとかオカルトは、いまだ俺に喜びを与えてくれる。

その気持ちを、いつまでも忘れていたくない。

つまり、

世の中には「知らない方がいいこと」ってのが、確実にあるって話だよ。



じゃ。








無題

長年続いた日本の国民的な番組が、突然打ち切りを表明したからといって、何も感じるものはない。

物事、始まりがあれば終わりがあるのは常。

それよりも、その番組の司会を務め続けた俺の好きな芸人が元気でいてくれれば何より。

でも、

いつかは、その人の方が俺よりも先にいなくなってしまうのだろう。

その人だけに限らず、きっとこれから先、多くの人の訃報を目の当たりにしていくに違いない。

たくさんの死を悲しむというのはつまり、

それだけ自分が長生きしているということでもある。

果たしてそれは喜びなのか、

それとも悲しみなのか。

それを決めるのは、

自分の生き様を決める自分自身でしかないんだろうな。


暗いって?

空元気で明日の昼飯について語るような気分じゃねぇんだよ、ほっとけ。