ヒトを対象にしてレッドクローバーの効果をみる臨床試験はいくつも行われてきています。
たとえば、2001年にオーストラリアの病院から発表された研究では、46人の閉経後の女性に対して、レッドクローバー由来のイソフラボンが六か月間投与されました。
レッドクローバー投与の結果、HDL(善玉)コレステロール値の上昇、アポリポプロテインBの減少が認められ、脂質代謝を改善することが示されました。
また、骨密度も増加しており、骨粗鬆症に対する効果も明らかとなっています。
これ以外にも、レッドクローバーに関する研究がありますが、投与期間が短すぎたり対象人数が少なすぎたりして有意な結果となっていません。
レッドクローバーの効果を明らかにするために、今後の研究が期待されています。
レッドクローバーの摂取方法や注意点は、ホルモンバランスに影響すると考えられますので、妊娠中は念のために使用を控えましょう。
レッドクローバーに関して、PMS(月経前症候群)や月経困難症だけでなく、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科疾患への効果も期待できますが、個人差が大きいことがわかっています。
すでにそれらの病気を診断されている場合や治療中の場合は、自己判断でサプリメントを摂るのではなく、主治医に相談するようにしましょう。
レッドクローバー特有の注意点として、ワーファリン(抗凝固剤)やヘパリンなどの医薬品と併用しないことがあります。
また、バファリンなどのアルピリン製剤や、血小板凝固集抑制剤(パナルジンやプレタール)などとの併用は問題ないと考えられます。
いずれにせよ、抗凝固剤にて治療を受けている場合は、主治医に相談のうえ、使用するようにしましょう。