2024日本夏旅⑦ | シチリアを旅するなら。。。

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今回の日本滞在
子供が(高5まであるうちの)高3なので、まずやっておきたかったのが広島での平和教育だったのですが、
能登地震発生後、被災地にボランティアに行きたいなーと思い始め、子供も行きたい!となったので、
予算の制限上どっちにするか迷っていました。

2月3月の頃は、
能登の方は6月にもなればだいぶ片付けも進んで、片付けの手伝い程度のボランティアの受付は終わってるだろうなー
と思っていましたが、
4月でも、
片付けが進まず1月の被災からあまり変わらぬ状況を伝える映像を見るにつけ、行きたい思いが強くなりました。
でも情報収集すると、ボランティア受付枠に限りがあったりしたので、諦めて、広島旅を予約しました。
広島に決めたものの、諦めきれず、その後も情報収集を続けていたら、4月中旬位からかな、金沢駅前発のボランティアバスの申し込みがしやすくなり、おーこれは行けそう!となったものの、
申し込みが十日前くらいにしかできず、どうしたものか、散々悩みました。
が、
予約の埋まり具合など見てたら、受付スタート当日に申し込めば大丈夫だろう!と確信、
エイヤーと新幹線とホテルの予約をしたのでした。
この時点で今回の夏旅の予算オーバーだし、
旅費にかかるお金を被災地に寄付した方がいいに決まってるよなーとか、
ほんとに色々悩みましたが、
行ってきました!

金沢前泊で、
翌朝6:20金沢駅西口集合、ボラバスに乗車。
一路能登半島の最先端珠洲市に向かいました。
9:30珠洲市ボランティアセンターに到着
バスから降りたら
見様見真似で名札を作って、
軽いオリエンテーションを受けました。
次に軽トラックを運転できる方を中心にグループ分け。
運転しない人はナビ役をするよう指示がありまして、自信がなかったので、後継車に乗車希望したりしましたが、お手伝いに行くお宅がボランティアセンターのすぐ近くだったので、大丈夫でした。
新米なので、とにかく足手まといにならないよう心がけましたが、グループのメンバー8人中、何度も参加してる方が数名いらっしゃって、リーダー役をしてくださったので、助かりました。

作業は被災した納屋からの不用品の搬出が主でしたので、ただひたすらモクモクと搬出を繰り返し、軽トラ4台の積荷がいっぱいになった時点で、不用品仮置き場へ搬入。

私が乗った軽トラを運転してくださった女性は、金沢在住で時間のある時はボランティアに来てるそうで、隆起したマンホールを避けながらの運転にも、もう慣れたとのことでした。ひたすら尊敬🤩かっこよ過ぎでした。

うちの子が乗せて頂いた軽トラの運転手さんは岐阜県からいらした方でしたが、ナビが悪くて、帰り道迷わしてしまいました

軽トラを空にして、ボランティアセンターに戻って各自持参した物で昼食。

一息ついて午後の作業に向いました。

とはいえ
帰りのバスは15:30出発ということで、
午後の搬出作業はワタワタと終了。
軽トラへの積荷+ロープ固定、そして不用品仮置き場への移動+荷下ろしに意外と時間がかかるので、この辺で切り上げよう!
という決断がとっても重要でした。
リーダー達の適切な判断でギリギリ、センターに戻ることができ、
金沢行きのバスに乗り込むことができました。

仮置き場への移動中、街の様子をちょっとだけ写させて頂きました。


写真はこの2枚だけですが、
完全に倒壊した家屋多数、
道路はガタガタ、
先にも触れましたが、マンホールは飛び出してるし、電柱は傾いてるし、悲惨な状況でした。

片付けボランティアは完全に自己満足でしかない程度の事しかできませんでしたが、
ここに書くことで、能登の現状を身近に感じていただければと思います。

18:30頃金沢駅到着
駅ビルで夕飯調達。
ホテルに入ってシャワーを浴びて、部屋飯後、
バタンキュウでした。

実は前日
東京→金沢移動中、隣にいるだけで熱を感じるほど、子供が発熱。
普段は薬嫌いですが、金沢着後、速攻でルルゴールドのおせわになって。午後はずっと休んで、翌朝には全快させました。
ボランティア行けてよかったです。