EU議会議員選挙始まりました! | シチリアを旅するなら。。。

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ロシアによるウクライナ侵攻と
イスラエルによるガザ侵攻以外の
世界のニュースで、ここの所話題になってたのは
インドの総選挙でした。
9億7千万もの有権者が投票する世界最大規模の選挙ということで、
ニュースでは特集が組まれていたりしました。
国を七つの地域に分け、ひと月半かけて行われた選挙、
与党が勝利しモディ首相の続投が決まったわけですが、
投票率は66%くらいで、6億4千万もの人が投票したそうです。
投票者のほぼ半数は女性とのこと。
 
何にしろ、すんごい数字ですよね。
さすがインド。
 
世界一大きな選挙をするのはインドですが、
では、二番目に大きな選挙をするのはどこでしょうか?
 
なんとそれが
今週末に投開票されるEU議会議員選挙なんですって。
 
EU加盟27か国、3億7千万の有権者が一票を投じ、
各国を代表するEU議員を選ぶ選挙です。
が、
各国選挙制度等はまちまちで、
 
選挙権を持てるのは
オーストリア、ベルギー、マルタ、ドイツは16歳から
ギリシャは17歳から
その他の国は18歳から。
 
被選挙権は
ギリシャ、イタリアは25歳以上
ルーマニアが23歳
ブルガリア、チェコ、エストニア、アイルランド、レトニア、リトアニア、ポーランド、スロヴァキア、チプロは21歳
その他の国は18歳から。
 
ベルギー、ブルガリア、ギリシャ、ルクセンブルグは投票が義務。
 
エストニアはオンライン投票が可能とされる唯一の国。
 
などなど
決まりは各国様々ですが、
今日投票のオランダを皮切りに、
明日、明後日、日曜日と
EU加盟諸国では720議席をめぐる決戦日となっています。
 
ヨーロッパの協調より
自国優先の右派勢力の躍進が見込まれており、
今後のヨーロッパ、どうなりますかね…。