ムール貝のパスタを食べながら | シチリアを旅するなら。。。

シチリアを旅するなら。。。

日本では手に入りにくい、シチリアの現地情報満載でお届けしています。
現地オプショナルツアー、シチリア家庭料理教室のご案内など。
旅の予定がある方も、シチリアの雰囲気を味わいたいだけの方も、ぜひお立ち寄りください。。。

おいしそうに撮れたためしがないけど、
 
とってもおいしいムール貝のパスタを食べながらの
親子の会話:
 
ウクライナで劣化ウラン弾が使われること
 
 
溶け落ちた核燃料に直接触れ放射能汚染された水を
アルプスという多核種除去設備を通したからと
処理水と呼ばれる水の海洋放出
 
 
いま
地球上で衆人環視のもと行われてる
後世に悪影響を及ぼす二大悪行だよね。
 
ということでした。
 
劣化ウラン弾について
お子から「対戦車に使われるものだから、被害は限定的だ」
と反論されましたが、
 
1991年の湾岸戦争の時
300トンもの劣化ウラン弾が使われたイラクのバスラでは
その後10年でガンの発生率は10倍になった。というデータもあるし、
 
帰還した米軍兵士の一部でも白血病やがんになった人がいたし、

同じく劣化ウラン弾が使用された

ボスニア紛争、コソボ紛争に参加したNato軍の中にも、

白血病や免疫不全などの健康被害を受けた兵士がいたそう。

ですが、

WHOも米国防総省も、

いずれのケースもウラン弾との関連には否定的な見方をしてるそうです。

 

 

海洋放出される水については

タンクにためられた水の約7割が

トリチウム以外にも規制基準以上の放射性物質が残っているもので、

それを基準以下になるよう再処理し、

さらに海水で薄めて流すと言われてるもので、

IAEAは

海洋放出される水が人や環境に与える影響は「無視できる程度」

としてます。

 

 

でもね、

環境や人に与える影響って

現時点で見えるデータだけでは言い切れないものがあるわけで、

生体濃縮されたものが食物連鎖の末与える影響とか

計り知れないものがあるのに、

今すぐ数値に出せないことには目をつぶるのが

ほんとに科学的な判断なのか。

 

将来

がん患者の増加とか

奇形児の出生増とかがあっても

福一との因果関係を科学的に証明されることはないだろうから大丈夫と高を括ることが科学的と言えるのか?

 

将来起こるかもしれないことを心配して声を上げることが、

魚が売れなくなることを助長するから、

黙ってろ。というのが科学的なことなのか。

 

他に方法がないならまだしも

他の方法があるのに

世界の信頼を裏切るようなことをどうしてするのか。

 

風評被害の補償に1000億用意できるなら、

福一の近くの土地を買って、大きいタンクも作って、

まだまだ水を保管して、

放射能の減衰を待つ方が

世界中の人々を不安にさせず、

世界中に敵を作らず、

世界の人々の健康を保障することなんじゃないのかな。

 

多くの海洋生物学者が

これ以上海の水を汚すなと

海洋放出に反対の声を上げることが

反科学的なことなのか…。

 

 

パスタはとうに食べ終わったけど

バスケの決勝を見ながらも、こんな話をしてる。