オレッキーニ | シチリアを旅するなら。。。

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今日はオレッキーニ(ピアス、イヤリング)の話をしようと思いました。
 
耳たぶパスタはオレキエッティね。
 
イタリアでは耳飾りのことをオレッキーニと言いまして
一般的にピアスを指します。
じゃイヤリングは何というのか?
知らなかったから調べたら
オレッキーニ ア クリップ
<クリップ式オレッキーニ>
ということはイタリアではピアスが先でイヤリングは後発!
日本的にはイヤリングがあってピアスって感じでしたので
新たな発見でした。
で、さらに調べてみたら
 
古代ギリシアも
古代ローマも縄文人も
耳飾りと言えばピアスだったようです。
 
近代になって穴をあけずに耳を飾れるイヤリングが発明され
その後はイヤリングが主流になったそうですが(たぶん主にアメリカ)
その後ヒッピーの間でピアスが再興し復権して今に至るのだとか。
 
どうして
オレッキーニの話をしようと思ったかというと
今朝のニュース映像で
二人の女性のオレッキーニが印象的だったから。
 
一つは
昨日営まれた欧州議会議長サッソリさんの国民葬で
サッソリさんの奥様がつけてた
白くて指先大くらいのドロップ型のピアス
悲しみを表す
大粒の涙のようでもあり
これをつけることでちょっと明るく
さらに凛とする
ような気分で選ばれたのかなー
と勝手に思っちゃった。
 
もう一つは
コロナ病棟の看護師さんがつけてたもの。
マスク+フェイスシードの重装備で
顔のほとんどが覆われて
表情も見えないくらいだったけど
銀色で直径3センチくらいの輪っか状のピアスだけ
しっかり見えてて
それが彼女を表してるような
そこから彼女が表れてるような気がしたりして
 
どうもオレッキーニが気になっちゃったのでした。
 
オレッキーニと言えば
明日で旅立って一か月になる義母は
いつからつけてるかわからないピアスを
ずーっとつけてた。
いつからつけてるか聞いとけばよかったな…。
 
朝起きて一番にすることが
イヤリングをつけることっていう
お友達のお母さんもいるというのに
 
私は
子育てが始まって
アクセサリーをつける習慣を失ったまま。
 
数年前
「今年の目標は毎日ピアスをつけること」
ってしたことがあったけど、数日で断念。
 
 
だから、しばらく
アクセサリーなんて買ってない。
でも、お呼ばれとかあって
必要に迫られて探すことがあるのだけど
こちらの装飾品は
どれも大げさでね。
小さくてシンプルなものを探すのが大変。
 
これ↓やっと見つけた小さいの
だけど、指す部分が太くてね
お呼ばれにつけて行くのに苦労しました。
今日は↑の写真を撮るのに
ピアスケースを開けたので
久しぶりにつけてみた。
 
穴が見つからず汗
細目につけるようにしたら
↑のピアスもできるようになるかな。。
 
 
そうだ
こちらでは
痛いも怖いも記憶に残らない小さいうちに
ファーストピアスをする子がほとんど。
だから
小学生だって
思い思いのプチピアスつけてるのが普通。
髪の毛の色まで一緒じゃなきゃいけない教育環境とは大違いですね