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久しぶりの更新です。

 

長女が発達検査を受けてきました。

受けた理由は、中学での通級を希望することになった場合に発達検査の結果が必要になるかもしれないからです。

長女は小6になり、申し込みなども夏休み前までにはあると思うので、それまでに検査しておきたかったのです。

 

検査をする前は、ものすごく緊張していました。

でも、何かをする前に緊張するのは長女はいつものことなので、仕方ないかなと思います。

なんとか気持ちを落ち着かせて、検査に向かいました。

検査の途中で休憩が入り、待合室に戻ってきた長女はイライラと不安でいっぱいの様子でした。

「もうIQは低いかもしれない。100ないかもしれない。」

と心が折れている様子でした。

私もなんと声をかけるのがいいのかわからず「大丈夫だよ」と声をかけたら、「大丈夫じゃないよ!」と言われてしまいました。

あぁ、失敗した・・・と思いました。

検査室に戻ってから、検査室から椅子をガタガタさせている音がしばらく聞こえました。

私は「長女がやってるんだろうなぁ。あぁ、やる気が落ちてるよ・・・」と思いながら待ってました。

 

長女はIQテストを学校のテストのようなものと考えているようで、点数(IQ)が悪いことを、頭が悪いことだと思っているようです。

家でも何度も自分の得意な部分、不得意な部分を見つけるための検査だと言っていたのですが、あまり伝わってないようですね・・・。

 

検査が終わって、待合室に戻ってくると疲れ切っていました。

「今日、検査に来るんじゃなかった。」とプンプンしていました。

「最後の2問は疲れて寝てたからやってない。」とのこと。

検査結果も出ていないのに、勝手に学校のテストみたいなものだと思い込んで、

自分の感覚で検査がうまくできなかったという手ごたえのなさから、点数が悪いと決め込んで

ふてくされていました。

 

私はどの発達検査をしてるのか聞いていないんですよね。

特に知っている必要もないかなと思って。

前回はWISK-Ⅲでしたが、今回は勝手にWISK-Ⅳかなと思ってるくらいです。

どの検査でも、そんなに違いはないと思うので。

そして、その結果が絶対ではないはずなので。

こういう傾向がある、とか大体の長女の様子がわかればそれでいいと思っています。

結果は来月。

長女は凸凹の差が小さくなることをものすごく期待しているみたいです。

でも、私はそれはあまり期待してはいません。

やっぱり、それが長女を長女たらしめているものだからです。

長女が長女であること。

これは大事にしたい。

凸凹の差が大きいことで、長女は辛いし、大変な思いをしてきたし、今もしている。

でも、その状況を長女は自分の力で少しずつでも変えてきました。

これってすごいことだと思うのです。

あきらめない、努力し続けることができるようになっているから。

 

長女は家で、IQが100よりもずっと低かったらどうしよう、とずっと不安になっていたので、

「大丈夫だよ。凸凹の差が大きいと大変かもしれないだけど、今はもう自分で感情のコントロールができるようになったよね。

凸凹があっても、その凸凹を知って自分で気を付けることができて、生活している中で困らないようにしていけたら

それで十分だよ。」

と話しました。

 

私もこう伝えることが正しいのか、正しくないのかわからないけれど、

私自身は本当にこう思っているので、話しました。

結果にばかり目が行く長女には、もう少し過程を大事にしてほしいな、という新たな課題が見えたりと

収穫もたくさんありました。

 

今はまだ通級を希望するか迷い中ではあります。

長女はだいぶ感情のコントロールができるようになりました。

こだわりや自分の考えにとらわれすぎる面はまだありますが、そこも少しずつですが成長してきている気がしています。

通級に行かなくても大丈夫なのではないか、と思えるようになってきています。

ただ、思春期真っ只中の中学生。

今の感覚で考えてしまうのは大丈夫なのかなぁと心配でもあります。