今週の日曜日に成人式があった。
中学から隣の市の学校に通った私には、出席してもいい式が2ヶ所にある。(住民票を移せばどこでも出席はできると思うが)
成人式では、「中学校の同級生と会う」と言うイメージがあるが、中高一貫校の私にとっては中学の同級生イコール高校の同級生である。つまり、隣の市の式に出席しても、会う友達は2年ぶり。しかも、その後にある同窓会も同じメンバーだから、ただ服装が違う友達に昼と夜に会うということになる。
それでは面白くない気がして、私は地元の方の式に参加することに決めた。
地元の式に出席するということは、再開できる友達は小学校の同級生である。私の小学校は小さく、1クラス25人程度で、それが2クラス分で学年が構成されていた。人数が多くないとはいえど、会うのはおよそ8年ぶりで、当時の顔や名前は思い出せるが、今の姿と一致させることができるかには不安があった。なんせ、一生のうちで人間の見た目が1番変わるであろう中学、高校時代を見ていないのだから。
式当日、午前3時に起き、着付けとヘアセットをしてもらった私は、着物のレンタルショップから帰る車の中で考えた。私は誰に1番覚えていて欲しいのだろう、誰に名前を呼ばれて気づいてもらえたら嬉しいのだろう、と。まだ午前7時前で、眠気が残る私の頭に浮かんだのは、小学6年生の時に好きだった男の子であった。
彼は、いわゆるサッカー少年だった。
給食を食べ終えて昼休みに入ると、友達とサッカーをするために急いで教室を飛び出していくような、そんなタイプだった気がする。(本当に教室を飛び出していたかどうかはもう覚えていない)
元気で、おしゃべりで、目立つようなことはあまりしないが、そういう友達が周りに多かった。そして背が高かった。そんな男の子が女の子からの高い人気を誇っていたことは言うまでもないだろう。
彼には、6年生の時には既に彼女がいて、全員がそのことを知っていた。当時、小学生で彼氏彼女がいることはそんなに珍しいことではなく、学年には常に4組くらいのカップルがいた。小学6年生のカップルは、みんなの前で堂々とおしゃべりしたりするわけではなく、仲の良い友達にだけ近況を報告するような、とても初々しい感じであった。そんな恋愛をしている中で、私と彼は隣の席になった。
新大久保で見つけた可愛い花
