頚椎椎間板ヘルニアのメカニズムと予防法を紹介! | シビレの無い生活を取り戻すブログ

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シビレの改善治療院「つばめ鍼灸接骨院」の院長で鍼灸師・柔道整復師・スポーツトレーナーの資格を持つ伊藤剛がシビレの原因から改善、症例などを紹介します♪

骨や構造は

前回の記事でお伝えしてありますが、

椎骨と椎骨の間から

椎間板が飛び出してきて

 

痛みシビレを引き起こす状態

をヘルニアといいます。

 

今回は頚椎椎間板ヘルニア

解説していきます。

 

 

姿勢の悪さ・・・

デスクワークや車の運転などの

長時間の同じ姿勢で

首の椎間板にストレスが加わり

ふとした動作で痛みが発生します。

 

 

スポーツ・・・

身体のひねりや衝撃が

激しいスポーツで起こりやすいです。

ラグビー・サッカー・柔道など

首に負担のかかるスポーツでも

ヘルニアになるリスクがあります。

 

 

加齢によるもの・・・

加齢により

骨の老化現象が起こります。

(特に30~50代の中高年に多い)

 

 

交通事故・・・

交通事故により

首にかかる大きな衝撃が

きっかけになり発生します。

 

 

たいがいの痛めた時の

皆さんの言葉として、

「なぜ痛めたかわからない」

「ハッキリとした原因が分からない」

などと語られます。

 

 

 

大きく分けて二つのタイプがあります。

 

 

①片側性のシビレや痛み

 

一側の肩や手の特定の領域に

激しい痛みや放散痛が

生じるタイプがあります。

 

数日間首の寝違いとよく似た

鈍痛・違和感などの

後頚部症状がまずみられ

 

続いて肩や手の激しい放散痛が生じる。

 

ほぼ2~3週間でピークを越えて

あとは、鈍い痛みやしびれが残り

これが数週間~数カ月で軽快する。

 

 

 

 

②両側性のシビレや痛み

 

首の椎間板の飛び出す方向が

中央に飛び出す場合は

両側にシビレがあります。

 

 

典型的な症状は「痛み」と「しびれ」です。

 

そのほか、重い感じ。

筋肉痛のような痛み。

違和感。

だるい。

巧緻運動障害(指先の動き)など

表現は様々です。

 

 

どの場所に痛みやしびれが出現するかは、

脊椎のどの部分で

椎間板ヘルニアが起こっているのか

によって変わります。

 

 

頚椎椎間板ヘルニアは、

首や肩、背中、腕~手の痛みやしびれ

といった症状が現れます。

 

 

 

 

 

生部位

特に下部の

頚椎(第5,6,7頚椎)

発生しやすいです。

 

ここが力学的に

負担のかかりやすい場所なのです。

 

 

 

 

査法

ジャクソンテスト・・・

患者は上を向いた状態で

術者が上部から圧を加えます。

 

 

スパーリングテスト・・・

患者は上を向いた状態から

横に頭部を傾け

術者が上部から圧を加えます。

 

 

頚椎牽引テスト・・・

首を上部に引っ張ります。

 

 

ジャクソンテストとスパーリングテストは

痛みを誘発させる検査法なので

痛みがひどい時はやらない場合があります。

(余計に痛みを与えてしまう為)

 

これらの検査で

ヘルニアの判別をおこなっていきます。

 

 

 

 

療法

病院では

レントゲン、MRIなど

画像検査をし、

治療法として保存療法が

基本になります。

 

これは

頚椎の牽引療法や

頚部カラーにより固定、

筋弛緩剤や

消炎鎮痛剤(湿布・内服薬)

を用いるようです。

 

 

 

 

当院では

問診、徒手検査等を行って

椎間板ヘルニアの発生部位を

確認しいきます。

 

そこから手技療法や鍼灸の施術を行い、

苦痛の緩和の手助けを行っていきます。

 

 

 

 

 

防法

 

自分に合った枕を選んで

寝ている時の首の負担を減らす。

 

 

半身浴に入り筋肉を緩める。

 

 

頚部や肩周りの筋のストレッチ。

 

 

 

パソコン業務をする場合は

30分毎に体を動かし

首、肩の筋血流量を促す。

 

 

などになります。

 

 

 

 

痛くなってからでは

治るまでに時間がかかる為

予防は大事になります!