【サラエボ事件】
第一次世界大戦が勃発するきっかけとなった「サラエボ事件」
学校の教科書では、こんな感じで習った覚えがある。
オーストリア=ハンガリー二重帝国の皇太子夫妻が暗殺されたこの事件をきっかけに、推定で1000万人が戦死した凄惨な第一次世界大戦の端緒が切り開かれたって話。
私がわざわざ「サラエボ事件」について書くには理由がある。
実は、オーストリアの皇太子ですけど。とてもいい人なのだ。
皇太子は「身分の高い貴族と結婚しなさい」と親(皇帝)から言われたが、自身が好きな女性と結婚したのだ。
当時の文化や価値観では「貴賤結婚」と捉えられた。
奥様、つまり皇太子妃は、公の場に現れる事は少なかった。元は身分が低いという理由だ。
その皇太子夫妻は子どもを設け、幸せに過ごしていたが。
やがて、事件の日を迎える。
皇太子と皇太子妃は銃弾を浴びることになる。
皇太子は、皇太子妃の名前を叫び、「死んではいけない。子どもの為に。」と。
しかし、皇太子妃は叫びもむなしく絶命する。
そして、15分後に皇太子も亡くなる。
ここから、第一次世界大戦へと・・・・・
どうだろうか?世界大戦へのきっかけになった事件だけど。
歴史大好きな犬。どんちゃん(悲しい表情)
愛犬「受験勉強では、皇太子の人柄までは勉強しないし。試験にも出ないけど。ボクは、人間は賢い生き物だと信じている。犬より賢いよ、人間は。でもね、だからこそ、人間はその叡智で社会を創っていくべきだ。暴力に屈しない社会であって欲しい。第三次世界大戦なんて起こさないでね。」